Haggis(ハギス) |
スコットランド独特の食べ物、ハギス。 羊の胃袋にオート麦と内臓肉を香辛料と混ぜ合わせて詰めたもので、外見は巨大な丸っこいソーセージのよう。 子供達には、ハイランドの山中に住む三本足のハギスという動物がいると説明されるようで、その想像上の動物”ハギス”のぬいぐるみも売っています。 このように缶詰を買うこともできます。 |
◆注目を浴びちゃった!エディンバラのパブに入った時のこと。 せっかくスコットランドに来たのだからと、ハギスを注文すると、店員は少し驚いた様子。 周りにいた客もオヤッという表情でこちらを振り返る。 構わず「Half pint of bitter, and Haggis Please!」と続ける。 やがて運ばれてきた一皿。 羊肉はもともと私の大好物だし、香辛料も効いていてビターにぴったりのオツな味。 上機嫌で食べているところに先ほどの店員おそるおそる登場。 「・・・おいしい?」なんとなく及び腰だ。周りのテーブルのスコティッシュたちも聞き耳を立てているのが分かる。「もっちろん!おいしいね、lovelyだね。」と答えると、本当に嬉しそうに良かった!と、うんうんうなずいている。 UKでもイングランド人はまずハギスを口にしないのだとか。ましてや東洋人は。 その後、ことあるごとにイングリッシュに「ハギス食べたことある?」と尋ねてみたが、答えはいつもNo。「ゲェェェッ、あんなものよく食べられるね」と、呆れられる。(まぁ、もともとイングリッシュはスコティッシュに対して偏見があるのだが) スコットランドを訪れる機会があったら、騙されたと思ってぜひ召し上がってみてください。 ビールがついつい進んじゃう美味しい一皿ですよ。 ◆バーンズナイト・・・1月25日詩人ロバート・バーンズの誕生日である1月25日に、スコットランドの人々は宴を催しハギスを食べます。 バーンズの「ハギスに捧げる詩」が朗読され、おごそかにハギスにナイフが入れられます。
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Address to a Haggis - Robert BurnsTo A Haggis Fair fa'
your honest, sonsie face, The
groaning trencher there ye fill, His
knife see Rustic-labour dight, Then,
horn for horn they stretch an' strive, Is there
that owre his French _ragout_ Poor
devil! See him owre his trash, But mark
the Rustic, haggis-fed, Ye
Pow'rs wha mak mankind your care, |