007シリーズ
シリーズ第17作
監督:マーティン・キャンベル
主題歌:ティナ・ターナー
舞台:モナコ、ロシア、キューバ、スイスJames Bond:ピアース・ブロスナン
Bond Girl:イザベラ・スコルプコ
Bond Villain:ショーン・ビーン
Bond Car:BMW
友情より任務を優先した007のせいで爆死したかと思われた006(ショーン・ビーン)が生きていた!
国際秘密組織ヤヌスの一員となった彼は、天才ハッカー(アラン・カミング)を抱き込み、彼が勤めるロシアの軍事基地を爆破させる。 007は、その軍事基地でかろうじて生き残ったプログラマー(イザベラ・スコルプコ)とともに、セクシーな謎の美女(ファムケ・ヤンセン)や006たちヤヌスが企てる陰謀に立ち向かうが・・・
ロールスロイス航空機工場跡
Pierce Brosnan .... James Bond
Sean Bean .... Alec Trevelyan (006)
Izabella Scorupco .... Natalya Simonova
Famke Janssen .... Xenia Onatopp
Alan Cumming .... Boris Grishenko
Joe Don Baker .... Jack Wade
Judi Dench .... M (MI6部長)
Desmond Llewelyn .... Q (MI6部員・秘密兵器開発担当)
Samantha Bond .... Miss Moneypenny (MI6部員)
Michael Kitchen .... Bill Tanner (MI6部員)
Robbie Coltrane .... Valentin Zukovsky
Tcheky Karyo .... Defense Minister Dimitri Mishkin
Gottfried John .... Akardy Ourumov将軍
Minnie Driver .... Irina
(1995年 アメリカ 130分)
シリーズ第18作
監督:ロジャー・スポティスウッド
主題歌:シェリル・クロウ
舞台:ドイツ、ベトナムJames Bond:ピアース・ブロスナン
Bond Girl:ミシェル・ヨー
Bond Villain:ジョナサン・プライス(メディア王)
Address: New Square, Bedfont Lakes, Feltham, Middx TW14 8HB
シリーズ第19作
監督:マイケル・アプテッド・・・『アガサ/愛の失踪事件』『ネル』
主題歌:ガービッジ
舞台:ロンドン、アゼルバイジャン、カザフスタン、イスタンブール
イギリスロケ:ロンドン・テムズ河周辺、ミレニアムドーム
スコットランドJames Bond:ピアース・ブロスナン
Bond Girl:ソフィー・マルソー、デニス・リチャーズ
Bond Villain:ロバート・カーライル
Bond Car:BMW
ボンドがスペインにあるスイス銀行の支店から持ち帰った300万ポンドが爆発して、石油王キング卿が殺された!暗殺者を捕らえることが出来なかったボンドは、スコットランドのMI6管制センターへ赴き、キング卿暗殺の裏にテロリストのレナードの影があることを突き止める。
莫大な遺産を相続したキング卿の娘エレクトラをレナードから守らなければと、ボンドは彼女の警護をするためにアゼルバイジャンへ向かうが・・・。
石油パイプライン、核弾頭をめぐってアゼルバイジャンから、カザフスタン、イスタンブールへ。ヨーロッパと中央アジアを舞台に繰り広げる、20世紀最後の007シリーズ。
ボンドが暗殺者シガーガールをQの新兵器のジェットボートで追跡する場面は、ロンドン好きにはたまらない。MI6本部、ビッグ・ベン、魚市場、カフェ・・・ときて、ミレニアム・ドームに至るまでの風景は見物。駐車違反をしていた車に車輪止めをする警官もいたりして。
MI6の最高責任者Mと、石油王のキング卿はともにオックスフォードの同窓生だったらしい。英国情報部でオックスブリッジ卒のエリートが権力の中枢を握っていることは、よく知られている。
ボンドの勤務先、英国情報部British Foreign Intelligence agency。
この作品の重要なキーポイントとなっている言葉。「ストックホルム症候群」の名前は、1973年にストックホルムでおこった銀行立てこもり事件に由来する。6日間にわたって監禁されているうちに、人質の女性は犯人に親密な気持ちを抱くようになり後に結婚したというもの。
ボンドの同僚009によって頭に打ち込まれた銃弾のために、身体の全感覚が麻痺してしまったテロリスト
この作品の撮影中に、ロバート・カーライルはO.B.E勲章を授与されたが、その式典で女王に現在どんな仕事をしているか尋ねられた時、「ジャームズ・ボンドを殺そうとしています」と答えたとか。
第一作、第八作を除くすべての007シリーズに出演してきたが、この作品の公開中に交通事故で亡くなった。
・・・Qが開発したジェット・ボートが出て来る場面など
・・・シガーガールとのボーとチェイスの場面。
・・・シガーガールを追いつめる場面
Official Site: The Millennium Experience
・・・MI6のスコットランド管制センターとして
この城は、スコットランド西岸スカイ島近くのKyle of Lochalshから約13kmほどのところにある。
・・・パイプライン管制センター
Motorola Ltd. Thamesdown Drive, Swindon, Whiltshire SN2 3XY
・・・パイプラインの爆発シーン
アゼルバイジャン、スペイン、フランス(シャモニー)、トルコ
Pierce Brosnan .... James Bond
Robert Carlyle .... Renard (テロリスト)
Maria Grazia Cucinotta .... Cigar Girl (Renardの殺し屋)Sophie Marceau .... Elektra King (石油王の娘)
David Calder .... Sir Robert King (石油王)
Ulrich Thomsen .... Sasha Davidov (King社警備主任)Denise Richards .... Dr. Christmas Jones (核兵器の専門家)
Robbie Coltrane .... Valentin Dmitrovich Zukovsky(元KGB)
Goldie .... Bull (Zukovskyの運転手)Judi Dench .... M (MI6最高責任者)
Desmond Llewelyn .... Q (MI6少佐・秘密兵器開発担当)
John Cleese.... R (Qの後継者)
Samantha Bond .... Miss Moneypenny (Mの秘書)
Michael Kitchen .... Bill Tanner (MI6幕僚長)
Colin Salmon .... Charles Robinson (Mの部下)
Serena Scott Thomas .... Dr. Molly Warmflash (MI6女医)
Official Site: Japanese / English
Book
_The World Is Not Enough_ by Raymond Benson(paperback)「ワールド・イズ・ノット・イナフ」レイモンド・ベンソン著
角川文庫 ISBN 4042767028『メイキング・オブ・ワールド・イズ・ノット・イナフ』
イアイン ジョンストン (著)東宝(2000/01/01)
(1999年 アメリカ 128分)
シリーズ第20作
監督:リー・タマホリ
主題歌:マドンナ
舞台:北朝鮮>キューバ>ロンドン>アイスランドJames Bond:ピアース・ブロスナン
Bond Girl:ハリー・ベリー(ハル・ベリー)、ロザムンド・パイク
Bond Villain:トビー・スティーブンス
Bond Car:アストン・マーチン ヴァンキッシュ
北朝鮮のムーン大佐を暗殺する使命を帯びて密かに潜入したボンドだったが、大佐とその腹心の部下ザオに正体を見破られてしまう。 壮絶なチェイスの末ムーンは死亡したが、ボンドはその父親であるムーン将軍に捕らえられ、拷問の後14ヶ月間拘禁される。ボンドは西側の捕虜となっていたテロリストのザオと引換えに釈放されるが、拷問により重要機密を漏らしたのではないかと疑われ、00ナンバーを奪われたうえ軟禁される。自分の名誉を回復するためにザオを追って香港からキューバへ向かったボンドは、そこで謎めいた美女ジンクスに出会う。
イギリスに戻ると、ロンドンではアイスランドのダイヤモンド王グレーブスが華々しいパフォーマンスでマスコミにもてはやされていた。 フェンシング・クラブで彼と一戦交えたボンドは、キューバでグレーブスのダイヤモンドについて抱いた疑惑をもとに彼のいるアイスランドに向かうのだが・・・
アイスランドのダイヤモンド王グレーブスは、エリザベス女王からナイトの称号を受けるためにバッキンガム宮殿にやってきた。 しかもユニオン・ジャック柄のパラシュートで宮殿前に降下するという派手なパフォーマンス付きで。
ボンドが預かった鍵を使ってウェストミンスター橋のたもと(ビッグベンの対岸)にあるドア入ると、その中には地下鉄の廃駅があり、英国情報部の秘密基地になっているという設定。古い木製の切符売り場や、昔風のフィリップスの広告ポスターなどが時代を感じさせる。
"abandoned station for abandoned agent"と、ボンドは自嘲的にちゃかしていたが。ちなみのこの駅名は「Vauxhall Cross」。
Vauxhall Crossというのは、MI6本部があるところの地名である。
オックスフォードとハーバードを出た(父親曰く"西側で教育を受けたために堕落した"と)北朝鮮のムーン大佐は、MI6のミランダ・フロストと同窓生だったとか。 MI6のエージェントたちはオックスフォードやケンブリッジの卒業生が多いエリート集団として知られる。
香港からイギリスに戻るボンドが乗っていたのは英国航空(British Airways)、機内で読んでいたのは英国航空の機内誌「High Life」。
グレーブスやミランダ・フロストがフェンシングの試合をしていたのは、ロンドンの名門クラブ。 アンティークな家具、絵画、鎧など、調度品はどれも高級なものばかり。
撮影に使われた「リフォーム・クラブ」は、イギリスのクラブ文化を代表する存在。1830年代にリベラル派の政治家たちを中心に設立され、名門クラブが立ち並ぶことで有名な通りPall Mallの、トラベラーズ・クラブとカールトンクラブの間にある。『80日間世界一周』にもこのクラブのことが出てくる。入会にあたっては厳しい審査が必要。
北朝鮮やキューバなど共産圏の国での撮影は難しいため、イギリスやスペインなどで撮影された。
MI6は正式には「SIS(Secret Intelligence Service )」という
Vauxhall Cross
85 Albert Embankment,London, England
・・・グレーブスがユニオン・ジャックのパラシュートで降下してくる場面
・・・ウェストミンスター橋のたもとが英国情報部の秘密基地へ通じる入り口になっているという設定。
・・・フェインシングクラブ"ブレイズ"として
リフォーム・クラブは、イギリスで最も伝統と格式あるクラブのうちのひとつ。
104 Pall Mall, London SW1Y 5EW
・・・陸軍運転訓練地域が北朝鮮でのホバークラフトによるチェイス・シーンに使用された
・・・Bayley Bridgeがザオとボンドの捕虜交換場面の橋に使われた
ホバークラフトによるチェイス・シーンのクライマックス、寺の門に激突する場面など
・・・韓国にある米軍基地として
・・・北朝鮮の戦闘シーン
・・・氷の宮殿に隣接した温室として
www.edenproject.com
水田の場面
・・・凍った礁湖でのカーチェイスシーンの一部
www.ianfleming.org
Pierce Brosnan .... James Bond
Halle Berry .... Jinx (アメリカ国家安全保障局のエージェント)
Toby Stephens .... Gustav Graves(アイスランドのダイヤモンド王)
Rosamund Pike .... Miranda Frost (グレーブスの広報担当・MI6エージェント)[英国情報部]
Judi Dench .... M (MI6部長)
John Cleese .... Q (兵器開発担当)
Colin Salmon .... Charles Robinson (Mの参謀)
Samantha Bond .... Miss Moneypenny (Mの秘書)[北朝鮮]
Will Yun Lee .... Colonel Moon
Kenneth Tsang .... General Moon
Rick Yune .... Zao[グレイブスの部下]
Mikhail Gorevoy .... Vlad
Lawrence Makoare .... Mr. Kil[その他]
Michael Madsen .... Damian Falco(アメリカ国家安全保障局)
Emilio Echevarria .... Raoul(キューバ)
Simon Andreu .... Dr. Alvarez (キューバのDNAクリニック)
Madonna .... Verity (フロストのフェンシングの師匠)
オフィシャル・サイト
www.jamesbond.com
www.foxjapan.com/movies/dieanotherday/Mr. Kiss Kiss Bang Bang! The premier James Bond website
www.ianfleming.org
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