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飛行機(国内線&ヨーロッパから) 〜遠くに行くなら〜


ヒースローに到着してから直接エディンバラやグラスゴーなどの地方都市に向かうのには飛行機が速い。

 

格安航空会社(LCC)

ヒースロー発着の国内線はブリティッシュエアウェイズ等だが、ガトウィック、ルートン空港などからは、他にもEasy JetRyanairなど格安の航空会社の便が利用できる。 また、ヨーロッパの他の国からイギリス入りするときにも、このような格安航空会社はお得。

出発日が近づくにつれてチケットの価格が上昇していくことが多いので、予定が決まっている人は出来るだけ早く購入手続きをすること。

メリット&デメリット

メリットはとにかく安いこと。 ただし、購入の際に表示されている価格に空港税やVAT、手数料が上乗せされるので注意。(購入手続きの過程で内訳は明示されますが)

デメリットは、使用する空港がヒースローなどの国際的ハブ空港ではなく、ガトウィックやルートンなど少し市内から離れた場所にあるマイナー空港であることが多い点。 どこの空港を使うかについては各航空会社のwebsiteで必ずチェック。
また、持ち込み手荷物の制限が厳しい。

Check Point

購入手続き後、予約番号をしっかり控えてチェックイン。 機内でのドリンクサービスはないので、喉が渇きやすい人は自分で飲み物を持参すること。(飲み物は有料で販売されている)

もちろん購入手続きはすべて英語ですることになりますが、手続き方法についての詳しい解説は、あえて致しません。 なぜなら、購入手続きに必要な英語がわからないということは、万が一現地で何かトラブルが起こっても自力で解決できないという困った事態になりかねないからです。 高校生程度の英語がわかれば大丈夫、あとは辞書を引いてtryしてみてください。

 

使用する空港に注意

格安エアは、空港使用料を抑えるために、ヒースローなどの国際的なハブ空港ではなく、ローカルで小さい空港を利用することも多い。 予約時に必ずどこの空港を利用するのか確認すること。

たとえばRyanairが「グラスゴー発着」便に利用する空港は、普通の「グラスゴー空港」ではなく、実はAyrshireにあるローカル空港「Glasgow Prestwick」のこと。 グラスゴー市街からはかなーり離れている。

 

EasyJet体験記

(by Cheeky:2001年)

2001年夏の旅行で、グラスゴー空港〜ルートン空港間で、Easy Jetを利用してみました。 予約はオンラインで、予約完了後に発行される予約番号をメモしておきます。さらにその画面をプリントアウトしておくと確実です。 出発日が近づいてくると、チケットの値段もどんどん上がってきますので、旅行の日程が決まっている方は、早めに予約したほうがいいです。 早ければ早いほど、安く買えます。

予約完了画面から、Thameslink社のWebサイトにリンクされており、easy-jet利用者はルートン空港からロンドン市内に出る電車のチケットを特別割引価格で購入することができました。 ルートン空港からロンドンKings Cross駅まで30分程度。 こちらはチケットが郵送されてくるので、電車のチケットも必要な方は出発日に余裕を持って手続きすること。

当日のチェック・インは出発時刻の最低30分前までに済ませておきます。 機内での飲食物はすべて有料なので、必要な方はジュースなどを近くの売店で買っておくことをお勧めします。 チェックイン・カウンターで予約番号を告げて整理券(後で回収される)をもらい、出発ロビーで待機。 搭乗が始まると、あらかじめ座席が指定されていないので、整理券の番号にしたがって早い者勝ちで席取り。 普通の航空会社の半額以下で利用できて、満足でした。(2001.7)

 

Ryanair体験記

(by Cheeky:2002年)

2002年初夏の旅行で、ブラッセルサウス空港(ベルギー)からダブリン空港(アイルランド)、ダブリン空港からマンチェスター空港(イングランド)のふたつの路線でRyanairを利用しました。 インターネットでのオンライン予約で、予約番号をメモ。 出発の72時間前から24時間前までに電話でのリコンファームが必要だったのですが、2回ともなかなか電話がつながらず(話し中)でイライラ。

「ブラッセルサウス・シャルルロワ空港」といっても、実際はベルギーの首都ブラッセルから電車で一時間もかかるシャルルロワという隣の町にある空港。 ブラッセル市内にやってくる送迎バスの待ち合わせ場所が急に変更になったため、自力で空港に向かうことになる。

ダブリン空港とマンチェスター空港は、一般の航空会社と同じ大きな空港なので移動が楽ちん。 ダブリン空港では急に出発ゲートが変更になったというアナウンスがあり、移動させられそうになった。 (アナウンスを聞いていなかった人たちはその場に残っていたので、もしそのまま再変更がなければ乗り遅れていたかも。 空港でのアナウンスにはくれぐれも注意)

座席は例によって早い者勝ち。 ただし子供連れは優先して載せてもらえる。 機内での飲食物は有料。

利用したい路線がライアンエアにしかなかったのでこれを利用したのだが、もしEasyJetが同じ路線を飛んでいたら間違いなくEasyJetのほうを利用すると思う。 理由はリコンファームの手間がかかる上、電話が混んでいてつながらないから。 ベルギー国内のリコンファーム用電話番号(料金無料)は、オペレーターがフラマン語とフランス語だけなので、わざわざダブリンまで国際電話をかけるはめに。 コインがどんどん吸い込まれていくのが恨めしかった。

(by Rinaさん:2003年9月)

2003年の917日にロンドンスタンステッドからドイツの南の端の方にあるフリードリヒシュハーフェンまで利用しました。航空券はインターネット上でカード決済し、当日空港のRyanairのデスクに行き、荷物を預けて乗りました。
リコンファームはしなかったのですが、(というか、CHEEKYさんのサイトを拝見するまでそんな注意書きがあったとは全然気づきませんでしたが(^^;)何も言われず、普通に乗れました。小さい空港行きだったからか、とても小さな飛行機で少し驚きましたが、ほぼ満員でした。膝掛けを希望者に貸していましたが、飲み物等は一切ありませんでした。

 

飛行機と鉄道の比較

ロンドン〜エディンバラ間は、鉄道なら4〜5時間かかるところを飛行機なら1時間と、確かに乗っている時間自体は飛行機の方が圧倒的に早い。 ヒースローから直接エジンバラ以北に行く場合・離島に行く場合はたいへんに便利。

しかし、着いた空港と同じ空港内ですぐ乗り換えるのでない時は、場合によっては鉄道の方が早く目的地に行けることもある。

市内から空港までの移動時間がかかるうえ(たとえばロンドン市内からヒースローまで地下鉄で約1時間)、チェック・インのために余裕の時間を見ておかなければならない。

また、日本からヒースロー空港に着いて、ガトウィック空港やルートン空港から国内線を利用する場合も、空港間の移動時間がけっこうかかるので要注意。

 


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