意外に「米語」が通じない
旅行に必要な英語は中学校で習った程度のもので充分。 英会話を習っている人だったら、練習のつもりで積極的に宿の奥さんに近くの名所を聞いたり世間話などもしてみよう。 どんなにブロークンでも「伝えよう」という熱意があればきっと気持ちは通じるはず。
ただ、戦後日本の学校教育はは基本的に「米語」だから、看板を見てあれっと思うこともあるかも。 旅行中良く使う言葉の中でいくつか紛らわしい例を挙げてみる。
<日本語> | <英語> | <米語> |
地下鉄 | Underground /
tube (Subwayは地下道の意味) |
subway |
エレベーター | lift | elevator |
ガソリンスタンド | Petrol station | Gas station |
高速道路 | Motor way | Free way / high way |
往復乗車券 | Return ticket | Round trip ticket |
片道乗車券 | Single ticket | One way ticket |
酒屋 | Off-licence(*下記参照) | Liquor store |
薬屋 | Chemist's | Drug store |
遺失物取扱所 | Lost property | Lost and found |
フライドポテト(ジャガイモの細切り揚げ) | Chips(フランスでもこちらのほうが通じた) | French fries |
「何ですって?」(聞き返す時の表現) | Sorry ? (英国人は圧倒的にこちらを使う人が多い) | Pardon ? |
一階、二階、三階(フロアの数え方) | Ground floor, 1st floor, 2nd floor | 1st floor, 2nd floor, 3rd floor |
* Off-licenceについて:アルコール飲料を出すにはいろいろ規制があるようだ。Off-licenceという言葉には、店で飲ませる免許(=licence)がないので店頭で飲ませず小売りすると言う意味があったような気がする。「Licenced」と表示がある店は、中で酒が飲める。
ほかに街で見掛けるフレーズは「litter(ごみ)」「 litter bin(ごみばこ)」「change given(お釣が出ます)」「exact money only(お釣りが出ません)」「roundabout(ロータリー式交差点)」などなど。
冗談のようだが、アメリカ人には驚くほど「英語」が通じない。 「それで往復券(=Return ticket)買ったらね…」「え??Return…?」「ほら、行きの切符と帰りの切符一緒に買うやつよ」「ああ、わかったRound trip ticketのこと!」 ×××「Return ticket」が「英語」だったなんてアメリカ人と話して初めて気が付いた。
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