オーバーアマガウは壁に描かれたフレスコ画(壁が乾いてから描くので正確にはフレスコではなくセッコらしいが)と、10年ごとに行われるキリスト受難劇で有名な村。Tiroler Gasseにある壁絵写真を撮る。壁一面に描かれた物語絵は壮観。平日の昼間だったこともあってこの通りは子供たちが数人通りで遊んでいたくらいで静まり返っていた。
道が工事中だったため街を出る際に少し迷う。カウベルをつけた牛を追っていたいかにもアルプスな服装をした農家の人たちに道を聞く。
静かな緑あふれる田舎道をしばしドライブ、シュタインガーデンから脇道に逸れてWieskircheへ。道路標識があったので分かりやすかった。
Wiesは牧草地という意味で、文字通り牧草地の中にぽつんと建っている。外見はシンプルだが、中に入ると対照的に華麗なロココ・スタイルで度肝を抜かれる。ヨーロッパで最も美しいロココ教会とのこと。設計したドミニクス・ツィマーマンは完成後もすぐ近くに住んでいたほどこの教会には深い思い入れを抱いていたそうだ。
世界遺産ということもあって大型バスで観光客がたくさん訪れている。鉄道の駅からは離れた辺鄙な場所にあるため、レンタカーが無い場合のアクセスはフュッセンからのバス、もしくは(長距離だが)タクシーに乗っていくことになる。
Wieskirche 外観 |
内部は華やかなロココ |
Copyright (c) 2007
Cheeky All Rights Reserved.
サイトに掲載されている情報・記事・画像など、全ての内容の無断転載を禁止します。
引用される際は、必ず出典として当サイト名とURLを明示してください。