朝食は摂らず(ランチが控えているため)、食堂でアプリコットジュース(美味)を2杯ずつ飲んでいく。
人口約14万5千人、ドイツ国境にも程近いこの街はモーツァルトを生んだ音楽の都として名高い。ザルツブルクとは塩の城(砦)という意味で、岩塩の交易地として栄えた。旧市街は世界遺産にも登録されている。イタリア文化の影響を受けた華やかな街とのことだが、実際に車でイタリアからザルツブルクまでドライブしてきてイタリアとザルツブルクの距離の近さを実感する。観光施設ではドイツ語の次にイタリア語が併記されている。
市内を流れるSalzach(ザルツァッハ)川と高台に聳えるホーエンザルツブルク要塞がランドマーク。
車は近くの地下駐車場Mirabelle Garageに停める。ミラベル庭園は早朝から日没まであいており入場無料。ミラベル宮殿は1606年に大司教ヴォルフ・ディートリッヒが愛人であるサロメ・アルトのために建てたもの。映画『サウンド・オブ・ミュージック』でドレミの歌を歌いながらマリアと子供たちが歩く場面が印象的だった。
薔薇が綺麗に咲いている庭園を通って橋を渡り旧市街へ。
旧市街の中でも観光の目玉のひとつ、モーツァルトの生家。1756年1月27日にここでモーツァルトが生まれた。洒落た店が立ち並ぶ小路ゲトライドガッセの中でもひときわ目立つ黄色い建物がそれだ。 ゲトライドガッセに立ち並ぶショップはどれも意匠を凝らした看板が通りに向かって掲げられている。これは字の読めない人でも何の店か一目で分かるようにという工夫。 |
近くにモーツァルトが住んでいた家もある(Mozart Wohnhaus, 1773-1787年 Makartplatz)
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