2日目
レストランの予約の時間が近づいてきたのでお洒落をして出掛けることにした。
ホテル・ポートメイリオン内のテレンス・コンランが手掛けたレストラン(AAロゼット2つ)とにも大いに惹かれ迷ったのだが、北ウェールズ観光局から取り寄せた冊子に一番大きく紹介されていた評判のレストラン「Plas Bodegroes」の方を予約していたのだ。ホテルからは約18マイル。まだまだ日が沈まない。
A487→PorthmadogのラウンドアバウトでA497に入る 3.5マイルでCriccieth。
Criccieth Castleは小高い丘の上に建った城で、13世紀初頭から築城が開始された古城。道路からもよく見えランドマーク的存在。
Criccieth Castle |
海岸に向かって牧草地が広がっている |
Cricciethからさらに9.5マイルでPwllheli着→A497をそのままNefyn方面へ。 Plas Bodegroesは宿泊もできるオーベルジュタイプのレストランで、AA(英国自動車協会)のRestaurants of the Year を連続受賞、13年連続ミシュランの星付きという数々の栄誉に輝いてきたウェールズでも評判のレストラン。北ウェールズ観光局から取り寄せた冊子にも一番大きく取り上げられていた。 アプローチに植えられたキングサリが出迎えてくれる。駐車場にはBMW等 田舎町ではめったにお目にかかれない高級車がずらり。予約していた19:00少し前に到着するとまずウェイティングルームに通された。注文が決まった後も中々レストランの方に案内されなかったので密かに他のお客さんたちを観察。最初にウェイティングルームにいた裕福そうな老夫婦が最も身なりも態度もちゃんとしていた。我々より後に入ってきた家族はすっかり舞い上がっていて、巨大なカメラでフラッシュをたきまくって記念撮影をしたり大声でしゃべったりして騒がしかった。 Plas Bodegroes |
アミューズ:牛肉のカルパッチョに薄い煎餅状に焼いたパルメザンチーズ添え |
頼んだもの: 3コースディナー 42.50ポンドX2 グラスワイン(私だけ) 4.75X2 ミネラルウォーター3.50X1 コーヒーとプチフール 3.25X2 +サービス料 プチフールの内容はラングドシャ、トリュフチョコ、ファッジで、ファッジがイギリスらしい味わいだった。 |
私の前菜:Monkfish(アンコウ)のトマトとアンチョビのソース。アンチョビの塩気がアクセントで、イタリアンっぽい一品。 |
夫の前菜:Sheared Scallop ミキュイに仕上げられた帆立貝は表面に軽く焦げ目が付けられており、付け合せにキューブ状にカットされたマスカット。グラニースミス(青リンゴ)の細切りがトッピングしてある。 |
私の主菜:Welsh Spring Lamb 棒状に揚げた羊のカツレツを輪切りにしたもの。中心がピンクの良い火入れ。豆のリゾットが初夏らしい季節感が出ている。 |
夫の主菜:Welsh Black Beefの赤ワインソース。上のトッピングは謎。 |
私のデザート:郷土菓子バラブリス(Bara Brith)のウィスキーアイス添え。せっかくなのでウェールズらしいデザートを頼んでみた。もっちりしたバラブリスにアイスが良く合う。 |
夫のデザート:チョコレートトリオ。バニラアイス、チョコレートムース、チョコタルト |
ディナーを終えるとようやく日が暮れ始めていた。薄暮に藤の花が幻想的。
ポートメイリオンに帰ると村内のお店や建物がライトアップされていてとても綺麗。ホテルではシェリーを飲みながら日記をつけたりテレビを見て過ごす。広々とした豪華な部屋なのでゆったりと寛げた。
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