2010年スコットランド旅行記

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1日目

さて、出発

某地方空港の朝一便で羽田へ飛び、9：15リムジンバスで成田へ。10：30頃に成田第二ターミナルに着く予定だったが道路が空いていたので10：10に到着。リムジンバスのチケットは3,000円X2人、チケットは建物内のカウンターでも外の券売機でも買える。

4月に爆発したアイスランドの火山が5/8頃また噴火し、イギリス上空に到達した火山灰の影響で、我々の出発2日前(5/17)にヒースロー空港が一時閉鎖されてしまった。無事に飛べるかどうかヒヤヒヤしていたが、とりあえず問題無く離陸した。

会社更生法適用以来初めて乗るJAL国際線。エコノミークラスには新聞や雑誌の提供は無いので活字党の方は読み物の準備をお忘れなく。ギャレーに読売新聞が積んであったがプレミアムエコノミー優先と言われた(結局後でくれた)。いつもより外人客の比率が多い。三人並びの席だったが、満席ではなかったため隣の人が空席に移動してくれたのでふたりだけになり快適。相変わらず膝は前の座席に当たるけど。

お待ちかねのトンデモ機内食 (1)

今までは搭乗後食事までの間にウェルカムドリンク的な飲み物のサービスがあったのだが、それは省略されいきなり昼食に突入。搭乗後１時間半以上飲み物は配られないので喉が乾きやすい方はセキュリティ通過後にドリンクを購入すべし。
JALでのイギリス行きも3回目となると、だんだん「今回はどんな想像を絶する機内食が提供されるのか?!」とある種の妙な期待感が生じてくる。1回目の機内食のメニューは以下の通り。予想を上回るトンデモ機内食が提供された。写真では美味しそうに見えるかもしれないが、最初のひと匙で絶句すること間違い無し。

和風シーフードカレー

たいめいけんのハヤシライス

たいめいけんのハヤシライス又は和風シーフードカレー
スモークサーモンと野菜のイタリアンマリネ
ポテトサラダ
フレッシュサラダイタリアンドレッシング
デザート(フルーツケーキ)
コーヒー、紅茶、緑茶

たいめいけんのハヤシライスは早々に売り切れ。当たり前だ、シーフードカレーの方が不人気に決まっている。シーフードカレーのご飯はべちゃべちゃで、小麦粉をふんだんに使用したルーの中に背ワタのそっくり残った小エビ等冷凍シーフードの具が沈んでいる。味がまだ凄い・・・。イマドキの小学校の給食だってここまで酷いものにお目に掛かるのは難しいだろう。夫はカレーはいらないと返したので後でキャンセルになったハヤシライスをもらえたが、たいめいけんの名が泣くようなべちゃべちゃご飯の悲惨なハヤシライス。私が銀座たいめいけんのオーナーならどんなに金を積まれてこんなシロモノに自分のレストラン名を冠させるなんて承諾しない。結局一番マシなのはこの中でデザートのフルーツケーキだった。私は赤ワインを２本（メルロー、187ml）もらってアルコールとお茶でお腹を満たした。トイレの前に飲み物やクッキー、お煎餅等が置かれているので機内食に耐えられなかった方はそちらでお腹を慰めることもできる。

映画を見たり爆睡したりしているうちに軽食の時間(現地時間10:30頃)。中にポテトサラダの入ったパンとジュース。味はまだまし。ひとり１本ずつミネラルウォーター(330ml)をもらう。

機内食(2) このむにゃむにゃ感はイギリス人好みのテクスチャーか

昼食(現地時間13:45頃)のメニューは以下の通り(原文ママ)。トマトクリームソースのパスタはむにゃむにゃにやわらかいけど、カレーよりはまだまし。ワインで流し込んでしまう。

フィジリパスタのトマトクリームソース
ヘルシーサラダモッツァレラチーズ添え
稲荷寿司 /子持ちキクラゲ生姜風味/うぐいす豆
フルーツコンポート
コーヒー、紅茶、緑茶

ヒースロー空港到着、国内線に乗り換え

入国手続きは空いていたのでスムーズに通過。いつものように我々は入国審査でほとんど質問されない。
荷物は成田からアバディーンまでスルーで預けることもできたのだが、荷物がちゃんと乗り継ぎ先の飛行機に積みこまれずにロストバゲージとなる危険を避けるため、一旦ヒースローで荷物を受け取って自分で次のチェックインの際に預け直すことにした。乗り継ぎ時間もかなり余裕があったし。荷物を受け取ってターミナル3からターミナル1まで延々と歩く。

ターミナル1

JALやANAが発着するターミナル3は日本人も結構見かけるが、ターミナル1は外人ばっかり(って、ガイジンは我々の方だが)。セキュリティを通過する時に非イギリス人は写真を撮られるようだ。やはり液体の持ち込みはできないのでペットボトルの水は入る前に飲んでしまった。

免税店エリアにはハロッズ、ハムレーズ、バーバリー、マルベリー、Boots、FCUK（フレンチコネクション）等の店舗や、パブ、シーフードバー、カフェネロ、プレタマンジェ(サンドイッチなど軽食)の飲食店がある。Tie Rackでちょっと買い物。国内線なので免税価格は適用されない気もするが免税価格になった(それともレジの人が搭乗券をよく見ていなかった？)。

Bmi(ブリティッシュミッドランド航空) BD680アバディーン行き。免税店エリアにある電光掲示板では8番搭乗口だったが、ゲート前の待合室で「突然78に変更になった」とアナウンス。しかもその放送は１回だけで掲示板での表示も無し。これでは耳が不自由な人や英語が聞き取れない人は乗り遅れてしまうではないか。
Bmiは機体は小さいがシートピッチはJALより広いので膝が前の座席に当たらない。3つ並びの席が２列。座席は20列目だったが後ろの方。
何故かキャビンアテンダントが皆ふくよか。
アバディーン空港に着いたのは21：25。今時飛行機から直接タラップを降りる形式だった。

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