日目
バルモラル城は毎年エリザベス二世と夫君のフィリップ殿下が夏の休暇を過ごすことで知られる、ロイヤル・ディーサイドで最も有名な城である。14世紀末の建造で、ヴィクトリア女王の時代にイギリス王室の所有となった。イギリスの国有財産ではなく、王室の私的財産なのでプライベートな時間を過ごすのに最適な場所ということなのだろう。 1997年にダイアナ元皇太子妃が事故死した際 エリザベス女王はちょうどこの城に滞在中で、映画『クイーン(The Queen)』はこの時のことを題材にしている。ちなみにこの映画ではバルモラル城は撮影に使用されておらず、Glenfeshie Estate(Kincraig) やBlairquhan Castle(スコットランド南部のエアーシャー)等でロケが行われた。 Balmoral castle |
入口から城までは少し距離があるので緑色のトラクターのような乗り物に乗せてくれる。園内は大変広く見所が点在しているが、城内で見学者が入れるのはボールルームのみ。女王が実際にお召しになった衣装等が展示されていた。ここのお土産コーナーは大変充実している。バッキンガム宮殿やホリルード宮殿等、女王の居城となっている施設でのみ販売される鮮やかな青を基調としたデザインの紅茶缶やティータオル、マグカップ等素敵な商品がいっぱい。私はティータオルや紅茶缶、スコットランドの国花であるアザミのピアス等を購入。
River Dee(ディー川)の流れ |
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城までの道は長い |
水仙が敷地内のあちこちに咲いていた |
キッチンガーデンでは王室の方々のための野菜が栽培されている。これはルバーブ。 |
キッチンガーデン |
バルモラル城に来たらちょっと足をのばして近くにあるCrathie Kirkにも寄ってほしい。ここは王室一家がバルモラル城に滞在中に礼拝に訪れる教会である。ヴィクトリア女王もこの教会をよく訪れていた。我々が行った時は人気が無くがらんとしていた。
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