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ホテルLe Domaine d'Orvault & SPA(ル・ドメーヌ・ドルヴォー&スパ)のレストラン


到着時間が遅かったし疲れていたので、ナントの中心部まで出ずにホテル内のレストランで夕食に。地元食材・オーガニック素材にこだわった料理が自慢で2006年、2007年、2010年に"Public Charles Monselet"のグランプリを獲得とか、グルメガイド"Guide Champerard "に掲載されたとか案内に記載されていた。

金曜の夜ということもあってかほぼ満席で男性はジャケット着用率高く華やいだ雰囲気。服装だけでいえば前日に泊まった高級シャトーホテルよりきっちりしているくらいだ。郊外にあるのに人気がある店らしい。事前に情報を得ていなかったので意外にどの料理も美味しく仕上げていたのに驚いた。受賞歴やグルメガイド本への掲載歴も頷ける。
ただし、オペレーションの酷さには閉口した。理由はほぼ満席という盛況ぶりなのにフロアスタッフの数が圧倒的に不足しているから(スタッフの対応は良いが忙しすぎて目配りが全くできない)。どのテーブルも食べ終わった皿を中々下げてもらえないし、次の皿出しも呆れるほど遅い。皆待ちくたびれている様子がありありと分る。ウェイターが注いでくれることは期待できないので皆ワインやミネラルウォーターは手酌。 我々のテーブルは前菜が終わってから皿が下げられるまで30分以上放置。あまりにも遅いと抗議したらメインディッシュの皿はスムーズに下げられ、デザートも待たされなかった。ふぅぅ。
フロアスタッフの内、カタコトでも英語が分るのはひとりだけ。メニューはフランス語・英語併記だったが、英語訳がけっこう間違っていたり不足していたりする。例えば"bar"(フランス語でスズキのこと)が英語メニューにもそのまま"bar"と書かれていたり。また全般にフランス語メニューの方が説明が詳しい。

我々のオーダーは前菜・主菜・デザートの3コースディナー 36EUR、AOCアンジェの赤ワインはグラスで5EUR(税・サービス料込)。料理内容は予想外に良かっただけにサービスが生き届いていなかったのが残念。

Le Domaine d'Orvault & SPA(ル・ドメーヌ・ドルヴォー&スパ)
24 Chemin des Marais du Cens Porte de Rennes 44700 ORVAULT ? FRANCE
http://www.domaine-orvault.com/
※ウェブサイトはフランス語と英語バージョンがあるが、詳細メニューはフランス語バージョンにのみ掲載。メニューの価格もフランス語の方が正しい。


夫の前菜:帆立のポワレ、豆のピュレと茹でた豆添え
火入れはばっちり(焼き過ぎていない)、豆のピュレが美味

 
私の前菜:鴨のテリーヌTerrine de Canard maison et son coeur de foie gras

フォワグラを鴨肉で巻いたテリーヌ。ドライフルーツの入ったパンに載せて頂く。フルーツの甘みが鴨によく合う。

 
夫の主菜:牛フィレ肉のステーキ

焼き加減は注文通りア・ポワン(ミディアム)。イギリスではミディアムと注文してもウェルダンで出てくることが多い(笑) 付け合わせのグラタンドゥフィノワ(じゃがいもを薄切りにしたものを重ねてクリームソースで焼いたグラタン)も美味しい。ソースの味も○。

 
私の主菜:ウサギと鶏レバーのキャセロール

ラパン(ウサギ)はきめ細かく繊細な味わいで、中に詰めた鶏レバーがコクを出している。ニョッキ、サンゴブロッコリー、エシャロット添え

 
夫のデザート:マンゴーソルベ

飴細工が綺麗。シャーベットの下に刻んだマンゴーが敷かれていて、フルーツソースが注がれている

 
私のデザート:冷製スフレとオレンジのクラフティ

柑橘の香りが爽やかなスフレ。オレンジのクラフティも和む味。

 


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