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ブルターニュでは是非 本場のクレープを味わってみたいと狙っていたのだが、日曜日で閉まっている店が多いため不安になりだしたが、ポンタヴェンから南下する途中で運よくクレープリーを発見。壁には各種旅行ガイドで紹介されていることを示す札がたくさん貼ってあったので入ってみた。ああ、良かった。やっとクレープにありつける。
メニューはフランス語・英語の2ヵ国語併記で小さなイラストも付いていて分りやすい。まずブルターニュのガレット(そば粉のクレープ)には付きもののシードルを。シードルはリンゴから作った発泡酒で、このようなカップに入って供されることが多い。
ガレットのトッピングの種類は豊富でシンプルなものから凝ったものまで選べる。せっかくなのでふたりともスペシャリテの中から選んだ。
「う・・・美味しい!」気分的なものもあるかもしれないが、昔パリのモンパルナス地区の有名店で食べたものより上だと感じた。焼き具合も良いし、ベーコンも良い香りでしょっぱくない(イギリスのベーコンやハムはかなり塩辛いのが普通なので、フランスに来て塩辛くないものを食べるといちいち驚く)。シードルもぐいぐい。
ガレットを1枚ずつ食べ終えたところで甘いクレープも欲しくなり、シンプルにバター&砂糖味をオーダー。以前ラスパイユのオーガニックマーケットで食べたこの組合せのクレープの味が忘れられなかったからだ。「バター&砂糖のクレープをひとつ、ふたり一緒で(tous
les deux トゥレドゥー)お願いね」と頼んだらシェア用のお皿まで親切に持ってきてくれた。こっちもバターの豊かな香りがぷんぷんしてたまらない。大満足のクレープリーだった。
Le Grain de Ble
46 Rue des Abbes Tanguy, 29930 Pont-Aven, France (車でないと行きにくい場所だった)
シードル CidreはBrut(辛口)をオーダー。2.80ユーロ 夫はvittel(500ml) 2.50ユーロ |
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夫のガレット:La Grain de Ble 6.40ユーロ |
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私のガレット:La campagnarde 6.40ユーロ |
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バターと砂糖のクレープ Beurre sucre 1.90ユーロ |
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