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2日目:ケント

ウィンストン・チャーチルが愛したチャートウェル(Chartwell)

チャートウェルは歴史に名を残したウィンストン・スペンサー=チャーチル(1874-1965)元首相が亡くなるまでの40年を過ごした屋敷で、現在はナショナルトラストによって管理されている。

ガーデンは10時に開園だが、屋敷に入れるのは11時から。ここはtimed ticket制(チケットに入場できる時間が記載されている)なので、11時に屋敷に入れるチケットを発行してもらった。ナショナルトラストのパスを提示したので入場無料。

Chartwell
Mapleton Road, Westerham, TN16 1PS
http://www.nationaltrust.org.uk/chartwell/
House 11:00-17:00, Garden 10:00-17:00(最終入場は45分前 )
入場料 大人11.50ポンド
(データは2012年6月現在)

まずはガーデンを見学。広大な敷地に池や木立が配され、巨大なルバーブのような植物も生えている。池には錦鯉も泳いでいた。季節柄フォックスグローブの花があちこちに。
つる薔薇やハニーサックル等のつる植物が古びた壁に這わせてあり良い雰囲気。ハニーサックルや藤はもうそろそろ終わりで、これから本格的に薔薇のシーズン。レディ・チャーチルの薔薇園にはたくさんの薔薇の株が植えられている。

キッチンガーデンにはハーブや野菜の他、実がたわわになった姫リンゴの木も。ニワトリや羊も飼われている。ナショナルトラストのマークの入った服を着た職員があちこちで庭の手入れをしていた。

11時に屋敷が開館。ダイニングルームや居間などを見て回る。チャーチルの書斎は梁の見える天井の高い眺めの良い部屋。絵を描くのが趣味だったそうで、「WSC」とサインが入った自身の油絵があちこちに飾られており、油絵セットも展示されていた。ただし絵の腕前はそれほどでもないようだ。
ナポレオンの食器セットも飾られていた。


つる薔薇やアイリス
 
屋敷から一段下がったところから
 
 
レディ・チャーチルの薔薇園
 
   
展示室のガスマスク等
   
   
 
ショップでハリネズミのオーナメントも売られていた
 
帰り際に撮影した入口付近。人気のプロパティらしく盛況

帰りにナショナルトラストのショップをのぞいた。ガーデニンググッズの品揃えが豊富で、植物の苗も色々。
ナショナルトラストオリジナルのイギリスらしい文房具やバッグ、食器やお菓子も売られている。

帰り際に入口を見るとけっこう列ができている。ナショナルトラストの中でも人気のプロパティなので、Timed Ticket制にして入場制限をしているのだろう。


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