途中で渋滞には遭ったが、無事18時前にB&Bに到着。途中でBodiam Castleを見掛けたが急いでいたので横目で見ながら通過。 本当に小さな集落で、車旅行者でないとまず立ち寄らないような静かなカントリーサイド。小さな標識を見つけて脇道に入って行くと、広い広い敷地の中に素敵な家が建っていた。ここは3部屋のみの宿で、駐車場に停まっていた先客の車はベンツとボルボ。我々のはコンパクトなKIAだったが、まぁレンタカーだしと開き直ることにした(HERTZも昨年までは同じクラスでフォードFocusやニッサンを貸してくれたのに)。 昔風の大きな木製の扉を開けようとしているとご主人が気が付いて開けに来てくれた。この扉は開けるのにコツがいるのだとか。 まず荷物を部屋に置きに行く。広々としていかにもイギリス風のシックでロマンティックなインテリアに嬉しくなる。 |
1階に降りて行って居間でWelcome Teaを頂いた。 絵や置物、家族の写真等が飾られた温かい雰囲気の部屋で、座り心地の良いソファで寛ぐ。 家具、ソーイングセット、陶器等 アンティークが多数飾られている。大きな百合が活けてあるので、部屋中に良い香りが漂っていた。 ほどなく奥さんが紅茶セットと手作りのレモンケーキを持ってきてくれたので、お茶を飲みながら奥さんとおしゃべり。翌日はダンジネスにあるデレク・ジャーマン監督のコテージを観に行く予定だと話したら、「ああ、"The Garden"のね!」とご存じだった。 彼の庭を撮影した写真集はイギリスでベストセラーになったので、映画ファンだけでなくガーデニング好きの間でも密かに知名度が高いのかもしれない。他にRyeやシシングハーストの話等も。色々パンフレット等も見せてもらって話が弾んだ。 ここに日本人が泊まったのは我々が初めてだそうだ。観光局のウェブサイトにも掲載されていないし、車でないと行きにくい場所にあるからかもしれない。 3部屋の内、残り2部屋にはドイツ人が泊まっていると言っていた。ああ、あのベンツとボルボね。 |
居間の暖炉 |
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朝食室の外側 |
この前に広々した芝生が広がっている |
部屋は あらわし梁が印象的な広々したもの。ベッドも大きく、落ち着いたテイストのソファや机が配されていて大変気に入った。本当は冷蔵庫が付いていない部屋だったのだが、事前にリクエストして冷蔵庫を用意してもらった。 バスルームも広くて気持ちが良いし、バスローブやスリッパが用意されているのも嬉しい。 イギリスでは高級なミネラルウォーターといえばHILDONが選ばれるようだが(5つ星カントリーハウスホテルClivedenやミシュラン三ツ星レストランWaterside InnでもHILDONが供された)、この宿でも毎日スティル(無発泡)とスパークリングが2本ずつ用意されていた。ティーカップがウェッジウッドだったりとさり気なく高級感があり、この地域の観光パンフレットや地図類が部屋にもたっぷり用意されていたりと随所に気配りが感じられる。このクォリティで朝食付き1泊140ポンド(1部屋)なのだから、円高ということもあり大変リーズナブルだ。 |
広いバスルーム。バスタブが長いのでのびのび。 |
シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、 ボディローション、マウスウォッシュ、リップバーム |
手作りファッジとビスケット 紅茶、ハーブティー、フルーツティー、ココア、コーヒー等 |
高級ミネラルウォーターHILDON |
ティーセットはウェッジウッド |
牛乳は毎日フレッシュなものが用意される |
トイレに装飾的な額がたくさん掛かっていた |
部屋には地元の雑誌やインテリア誌があったので毎晩楽しかった |
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