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5日目

Woburn Abbey(ウォバーンアビー/ウーバンアビー)

Woburn Abbeyはベッドフォード公爵家の邸宅。イギリスのアフタヌーンティーの習慣は、7代目ベッドフォード公爵夫人アンナマリア(Anna Russell, Duchess of Bedford)が始めたとされている。いわばアフタヌーンティー発祥の地。イギリス貴族のカントリーハウスは維持するのにかなりコストが掛かるので、ナショナルトラストに寄贈したり、売却してホテルとして運営されていたりすることも少なくないが、Woburn Abbeyは早くから一般に開放して入場料収入等で館を維持できる邸宅の好例として取り上げられることも多い。広大な領地の中にサファリパークやゴルフ場等もある。

Woburn Abbey
Woburn Park Bedfordshire MK17 9WA
http://www.woburn.co.uk/abbey/
邸宅:11:00-最終入場16:00/ガーデン:10:00-最終入場17:00
入場料:大人13.50ポンド

とにかく広大な敷地で、ゲートを抜けてから屋敷までがかなり距離があるので公共の交通機関で行くのは大変かもしれない。緑地に鹿の群れを見つけたので近寄って観察。ブレナム宮殿でもらった「2 for 1 offer」のクーポン券を出したので、1人分の入場料で入れた。

室内は残念ながら写真撮影禁止だったが、ゴージャス極まりない内装に壮大なお宝コレクション。歴史的にも有名な人物を輩出してきた一家なので、一族の肖像が多かったのが印象的。家具は部屋ごとにマホガニー、ウォルナット等同じ木材で揃えられているので統一感がある。陶器コレクションはマイセンやセーブルの他、日本製や中国製のものも。Queen' Victoria Roomにはヴィクトリア女王の写真が。
   

Woburn Abbey Antiques Centre


アンティークセンター入口
敷地内にあるアンティークセンターをのぞく。観光客用のアンティークモールかと思いきや、約40店舗入った予想外に充実した施設。価格設定も比較的妥当だった。他のお客さんはほとんどいなかったので、じっくりと品物を見て回ることが出来た。べっこうで作ったティーキャディーに螺鈿細工を施した黒檀のソーイングボックス。オーク製のお酒入れセット(シェリー酒等を入れるビン本と小さなカットグラス数個)、凝った彫刻の入った銀のナプキンリング…家具や大きい絵画は持って帰ることが出来ないので主に小物を中心に吟味したが、なかなか充実していた。

Woburn Abbey Antiques Centre
Woburn Abbey, Woburn Park Bedfordshire MK17 9WA
10:00-最終入場17:00(閉館17:30)
 
約40店舗テナントに入っている
 
ため息が出そうなべっこうのティーキャディー(茶葉入れ)
 
お酒セット
 


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