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5日目

フォロ・ロマーノとコロッセオ

フォロ・ロマーノForo Romano

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂から見下ろしたフォロ・ロマーノ	ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の階段を下りてフォーリ・インペリアーリ通りVia dei Fori Imperialiへ。右手に遺跡フォロ・ロマーノを見ながら歩く。記念堂の上から、通りから、それぞれ遺跡の中がよく見える。ローマは遺跡だらけだと聞いていたが、この景色を見ると納得だ。 フォーリ・インペリアーリ通りのフォロ・ロマーノ側は幅広い歩道になっており、観光客が遺跡を見ながらそぞろ歩くのにちょうどよい。スリの名所だそうだが、恐らく観光シーズン真っ盛りのもっと混みあっている時期のことだろう。道路脇には変わった音が出る木のおもちゃや、スプレー画の実演をして絵を売っている人など、観光客目当ての物売りがちらほら。

コロッセオColosseo

ローマで最も人気のある観光スポットのひとつ、コロッセオ。紀元80年に完成した円形劇場で、かつではグラディエーター（剣闘士）の闘いに場内を埋め尽くす観客が熱くなっていた場所だ。この周辺にグラディエーターの扮装をして観光客と写真を撮って高いモデル料を吹っ掛ける連中がいると聞いていたが、そのような人たちはひとりも見掛けなかった。

コロッセオの近くのコンスタンティヌス帝の凱旋門の脇を通って、バス通りに出る。

コロッセオ

コンスタンティヌス帝の凱旋門Arco di Constantino

再びバスに乗る

コロッセオの裏手サン・グレゴーリオ通りVia di San Gregorioのバス停でバスを待つ。ここからレストランに向かうのだ。ところが待っているバスはなかなか来ない。途中でタクシー運転手がバス停に近づいてきて「乗ってかない？」と目配せしてきたが、もう少し待つことにする。しびれを切らした頃にやっとバスが来た。石畳の道を走るのでバスの車体がガタガタ揺れて乗り心地が悪い。 やはりバス停名のアナウンスは無いので、地図を見ながら降車場所を見逃さないように道路の方向に目を凝らす。

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