ブラントウッドBrantwoodは、ヴィクトリア時代を代表する評論家にしてアーティストジョン・ラスキンJohn Ruskinが晩年を過ごした家。2019年はラスキンの生誕200周年にあたる。コニストン湖を望む高台に建てられており、景色の良さも魅力。
こちらも2回目の訪問。
ラスキンによる水彩画、親交があったジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの絵画、当時の家具等展示は多岐にわたる。アーツ・アンド・クラフツ運動を支えラファエル前派の精神的な支柱になっていたこともあり、屋敷の隅々にその美意識が感じられる。
湖水地方在住のアーティストSobue Hideyuki氏によるラスキンの肖像を始めとする作品の数々も展示されており、その細密な画風は大変印象深かった(ラスキンの生誕200周年に2019年8月〜11月まで期間限定)。
ラスキンは少年のころから鉱物集めに熱中していたそうで、長じて地質学会の会員にもなっている。コニストンにあるラスキン博物館にも鉱物などが展示されているそうだが、このブラントウッドにも鉱物や貝殻のコレクションがある。
ブラントウッドBRANTWOOD
East of Lake, Coniston LA21 8AD
http://www.brantwood.org.uk/
入場料 8.70ポンド
入口 |
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コニストン湖 |
湖水地方在住のアーティストSobue Hideyuki氏によるラスキンの肖像 https://www.hideyukisobue.co.uk/ |
ラスキンによるボッティチェリの模写 |
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ラスキンはターナーとも親交があった |
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外階段からアクセスする3階のギャラリーにも展示がある。高い位置からはコニストン湖がさらにはっきり見える。
外階段からアクセスするギャラリー |
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外階段の上からコニストン湖がさらによく見える |
ショップ |
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