アイルランド半周ドライブ紀行：ダブリン到着

（ベルギー編より続く）

ダブリン空港からB&Bへ

多少出発が遅れたが、ライアン・エア（Ryanair)はほぼ定刻にダブリン空港に着陸。入国審査では係官にいきなりニッコリ日本語で「コンニチワ」と挨拶されて滞在日数を聞かれ、あっさり、さっくり、入国スタンプを押してもらう。

事前にB&Bの人に聞いていた通り、41番の市バスに乗って30分、予約してあったB&Bはバス停の真ん前だった。バス代ひとり1.30Euroなり。バス通り沿いの家々はアイルランドの国旗を掲げ、通りを走る車も屋根に国旗をはためかせている。翌朝のワールド･カップ、アイルランド戦を控えているからだろうか。

バンク・ホリデイがらみの連休前とあっては、B&B街といわれるこのDrumcondra Road地区でも軒並みNo Vacancy(空室なし)の札が出ている。私たちが泊まった部屋は運良くダブル+シングルのファミリー部屋仕様で広めだった。バスタブ&シャワー、トイレ付きのen-suite。早速荷物を置いて近所を探検に。歩いてすぐのところにスーパーTescoの小規模店「Tesco Local」があったので牛乳、オレンジジュース、ヨーグルトなどを買う。

近くにTake-Away(お持ち帰り）ができる店はたくさんあると聞いたのでふらふらしていると、美味しい匂いに吸い寄せられるようにインド料理店を発見。流行っている店のようでほぼ満席に近い。 Take-Awayにすると25%offとか。

注文したもの：チキン・ブーナ（カレー）、タンドリ・チキン、ミートサモサ、ナン
パパダム(薄いクラッカーというかおせんべいのようなもの)がおまけについてきた。

　

B&Bの朝

本日のワールドカップは、新潟でアイルランド×カメルーン戦。宿の人たちもダイニングのすぐ隣の居間で家族揃って観戦しているようだった。朝食を運んできてくれた娘さんもアイルランド･チームのユニフォームを着込んでいる。隣の部屋で大声が上がったので、試合の様子を聞いてみると、ちょうど1点先取されていたところを同点に追い上げたところだった。

卵、ベーコン２、ソーセージ２、ブラック・プディング、ホワイト・プディング、マッシュルーム、トマト
シリアル、チーズ、ヨーグルト、トースト、ライ麦パン、紅茶。

この宿は2000年度B&B協会の優秀賞を取ったそうだ。

B&Bに荷物を預け、目の前のバス停から16番の市バスでオコンネル通り経由でトリニティ･カレッジ前まで行く。カメルーン戦を控えて、街にはアイルランドチームのユニフォームや、三色帽子をかぶった人ばかり。

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