タイトル*ほ
監督:Scott Michell
1980年代に実際に起きた事件をベースにした作品。
自分のなわばりを新参者の老人に奪われた若いホームレスAlanは、その夜をタワー・ブリッジの近くで過ごすことにしたが、そこで偶然殺人事件を目撃してしまう。翌日警察に証人として自ら出頭するが、その事件の担当刑事がなんと犯人一味のひとりだった。窮地に陥ったアランはジョージの友人で新聞記者のビリーの元に身を寄せるが・・・
アランはリバプールからロンドンに流れてきた労働者で、別れた妻は今もリバプールにいる。
女性新聞記者ビリーの家はイズリントンに。イズリントンは最近ヤッピーの住む街として有名。
ホームレス仲間のおじいちゃんが亡くなり、その遺骨をテムズ河に投げるシーンで後ろに見えているのがこの橋。Cityのビル群も後ろに見えます。(情報提供:Eikoさん)
Rupert Graves .... Alan Terry
Annabella Sciorra .... Billie Hayman (新聞記者)
Graham Crowden .... George (ホームレス仲間のボス)
Michael Gambon .... Det. Inspector Matheson (Stephensの相棒)
Ken Ratcliffe .... Stephens警部
Franco Nero .... Adolfo Cavani
Stephen Yardley .... Drago
John Hannah .... James
(1995年 イギリス)
製作総指揮はフランシス・F・コッポラ、監督はLewis Gilbert。
原作は英国の人気ホラー作家ジェームズ・ハーバートが1988年に著わしたベストセラー小説。Stanwayのピアノが奏でる叙情あふれるゴシック・ロマン。舞台は1920-30年代の南イングランド。「この世に科学で説明のつかないことはない」と霊の存在を信じない若き超心理学教授デイビッド。彼はサセックスで暮らしていた幼い頃(1905年)に事故で失った双子の妹を忘れられずにいた。そんなある日、亡霊に脅える老婦人Missウェッブからの依頼で、超常現象を解明するためにサセックスの古い邸宅Edbrook Hallを訪れる。Missウェッブはエドブルック邸の三兄妹、クリスティーナ、ロバート、サイモンのナニー(乳母)をつとめていた。奔放で美しいクリスティーナにデイビッドは次第に惹かれていく。そんな彼らを監視するように付きまとう兄たち、そして主治医のドイル。兄弟の母の死に関する謎。次々と起こる不思議な現象は幽霊の仕業なのか・・・?イギリスの美しい田園風景と重々しいマナーハウスの中で展開する美しい恐怖。
エリザベス時代の屋敷で、4.5haの広大な庭園を持つ。夏季は週3日ほど開館しているので事前に問い合わせを。
Parham House, Pulborough, West Sussex TEL:01903 744888
Aidan Quinn .... David Ash
Kate Beckinsale .... Christina Mariell
Anthony Andrews .... Robert Mariell
John Gielgud .... Doctor Doyle
Anna Massey .... Nanny Tess Webb
Alex Lowe .... Simon Mariell
Geraldine Somerville .... Kate
Victoria Shalet .... Juliet Ash
Linda Bassett .... Madame Brontski
Liz Smith .... Old Gypsy Woman
Peter England .... Young David
Alice Douglas .... Clare
Hilary Mason .... Elderly Lady
Edmund Moriarty .... Liam
Emily Hamilton .... Mary(1995年 イギリス 108分)
監督:Jim Sheridan
脚本のTerry Georgeは実際にIRAの一員として刑務所に2年間服役していた。
1997年の北アイルランド和平協定の裏で展開していたIRAの内部分裂とその家族のドラマを描く。
舞台はアイルランドのベルファスト。14年間の刑期を終えて釈放された元IRAの一員ダニー・フリン。彼は釈放時に英国に住むことを薦められたが、あえてベルファストに戻ることにした。
昔の恋人マギーはすでに彼の親友トマスと結婚して一児をもうけていた。そのトマスも服役中でマギーも他の多くの囚人の妻たち(Prisoner's wives)と同じように貞操を固く守りながら夫の帰りを待っていた。マギーの父はIRAで、その地域を統括するリーダー格。
ダニーは簡易宿泊所でかつてのコーチ、アイクに再会し、彼が逮捕されてから福祉施設として使われていたジムをふたりで再建する。宗派にかかわりなく(カトリック×プロテスタント)訓練生を受け入れるダニーとアイクのジムは、和平協定が進行するなか格好の話題としてマスコミに注目され、警察(=プロテスタント側)からも寄付を受けるが、和平案に不満を持つIRAのハリーらにとって憎しみの対象になる。
ダニーが再びボクサーとして立ち上がろうとするファイト、14年たってもマギーへの思いを断ち切れないダニーの苦しみ、主人公を憎み対立する男にも彼を慕う妻がいてそれぞれの事情がある・・・。はたしてダニーの運命は?マギーとの恋は?アイルランドの和平協定はうまくいくのか・・・?
ダニーとアイクのジムが主催した交流試合では、ユニオンジャックとアイルランドの旗をそれぞれフェイス・ペインティングした観客でいっぱい。プロテスタントとカトリックの観客の間でいさかいが起き、場内は一触即発の状態になる。そんなとき「ダニー・ボーイ」の合唱がおこり、会場は再び一体感を取り戻す。 この歌が宗教・主義主張にとらわれず、ひろくアイルランド人の歌として愛されている様子がわかる。
試合の場面はアップで撮影されていることもあって迫力満点。こちら(カメラ)に向かってパンチを繰り出す場面、血が吹き出る場面も。
マギーの父ジョーがはめていた指輪は「クラダー」と呼ばれるアイルランド独特の手、ハート、王冠を組み合わせたデザイン。
ベルリン国際映画祭・監督賞受賞
Daniel Day-Lewis .... Danny Flynn
Emily Watson .... Maggie
Ken Stott .... Ike Weir (ダニーのコーチ)
Gerard McSorley .... Harry (IRA・過激派で和平案に不満)
Brian Cox .... Joe Hamill (和平推進派のIRA幹部・Maggieの父)
Maria McDermottroe .... Betty
Eleanor Methven .... Patsy
Ciaran Fitzgerald .... Liam(Maggieの息子)
Kenneth Cranham .... Matt MaGuire
David McBlain .... Sean
Damien Denny .... Eddie Carroll (ボクシングの対戦相手)
Clayon Stewart .... Akim
Sean Donaghy .... Mickey(子供)
Brian Milligan .... Ned (子供)
Peter Sheridan .... Peter Mallon (IRA)
Britta Smith .... Mrs. Boots
Joan Sheehy .... Agnes
Joseph Rea .... Agnes' son
Ian McElhinney .... Reggie Bell(警察互助会・会長)
国内盤DVDコレクターズ・エディション (2001/09/28) ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
(1997年 アイルランド=米 114分)
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