タイトル*と
監督:Jerry Zucker
アーサー王と円卓の騎士によって治められていた理想郷、黄金の都キャメロット。 隣国の王女グィネヴィアはアーサー王に嫁ぐためにキャメロットへ向かうが、途中でアーサー王と対立関係にあるマラガント一派に襲撃される。 危機一髪の彼女を救ったのは、自由を愛する放浪の騎士ランスロットだった。 夫のアーサー王を敬愛しながらもグィネヴィアはしだいにこの若き騎士に許されぬ恋心を抱くのだが・・・
ショーン・コネリー、リチャード・ギアという2大スターを主役に据えた豪華キャスト。(リチャード・ギアの起用は??だが・・・)
グィネヴィアの装いはラファエロ前派の画家が好んで描くような衣装、髪型、雰囲気のよう。騎士たちの甲冑姿、趣のあるアーサー王の居室にも注目。
原題は「First Knight」、すなわち「第一の騎士」。アーサー王をめぐる二人の人物〜”旧・第一の騎士”反逆者マラガントと、この物語の中心人物となる”新・第一の騎士”ランスロットの対決なども含んでいるのではないか。
Trawsfynydd湖畔(北ウェールズFfestiniog近郊)
・・・キャメロットのセットスノードニア国立公園 Maes y Pandy, Abbergynolwyn, Hafod Rhisgl, Llyn Gwynant
Gloddfa Ganol, Blaenau Ffestiniog, Gwynedd, Wales
(稼働中の世界最大のスレート採石場)
・・・グゥイネヴィア姫が連れ去られたマラガントの隠れ家の場面としてLlanfair Slate Mine, Merionethshire, Gwynedd, Wales
Blaenau Ffestiniog付近の丘陵, Wales
Ashridge Estate, Chilterns, Hertfordshire(ナショナルトラスト所有)・・・村の場面。
Burnham Beeches, Buckinghamshire
Black Park Country Park, Buckinghamshire
Sean Connery .... Arthur王
Richard Gere .... Lancelot卿
Julia Ormond .... Guinevere王妃
Ben Cross .... Prince Malagant
Liam Cunningham .... Agravaine
John Gielgud .... Oswald
(1995年 アメリカ 133分)
監督:Ferdinand Fairfax
撮影:Brian Tufano(『普通じゃない』『トレインスポッティング』)、Channel four film
原作:_True Blue : The Oxford Boat Race Mutiny_ by Daniel Topolski, Patrick Robinson
1986年の第132回ボートレースでのこと、ゴールのチズウィック橋を目指して懸命に漕ぐも、それまで10連勝を誇ってきたオックスフォード大学はケンブリッジに大敗を喫してしまった。今年は負けられないと奮起した会長のドン(ドナルド)と、米国人留学生リックを中心に新しい体勢が始動する。今期の特徴としては、世界選手権の優勝者ダン・ウォレンや銀メダル保持者ジェフなど、リックを含む6人ものアメリカ人留学生が助っ人として参加していたことだった。これまでオックスフォード・チームを勝利に導いてきた名監督ダン・トポルスキーの伝統的な練習方法やしきたりに反発するアメリカ人たち。レースの日は近づいてくるというのに部員の心はバラバラ。一軍の選手選考に頭を悩ませる監督。やがてリックやダンを中心に会長のドンをリコールしようという動きが・・・?
オックスフォード大学ボート・チームの監督が著わした本の映画化。緊迫感と興奮に満ちた感動の物語。
オックスフォードでは46の学寮(コレッジ)すべてにボート部があるほど人気のスポーツで、テムズ河で行われる対ケンブリッジ戦は「ボートレース」と呼ばれる130年以上もの伝統を誇る試合だった。競技は「エイト」と呼ばれる、漕ぎ手8人+舵取り1人の計9人編成で行われる。
頭をかがめなければ通れないような回廊も多く、アメリカ人たちは「Mind your head」と注意される。
米国人のひとりがコインをメーターに入れないと電気が点かない部屋に通される。不在の時冷蔵庫はどうなるのか心配するが、この部屋にはもともと冷蔵庫がなかった。オックスフォードでは夏でもあまり気温が上がらないので、学生たちは窓際に食品を置いているのだった。彼は温度調節のうまく行かない蛇口や、コインが切れると突然電器が落ちるイギリスの寮暮らしに悪態をつく。
シャワーシーンが多いのでよくおわかりになると思うが、選手には長身で胸板も厚い、鍛え上げられたいい体格をした俳優を集めている。オックスフォードに進学するのは現在でも比較的上流階級の子女が多いが、彼らは栄養にも恵まれ、パブリックスクールなどの学校生活を通してスポーツに励むので、労働者階級に比べると長身で体格がいいことが多い。
ちなみにケンブリッジ大学ボート部のメンバーは、ロンドンのインペリアル・カレッジのボート部が演じている。
「これじゃヴィクトリア朝どころか中世の練習方法だ!」・・・世界大会で実績のあるアメリカ人留学生たちは、トポルスキーの練習メニューに不満の色を隠せない。彼らは専用の室内練習機、ウェイトリフティングなどの近代的なトレーニング・メソッドを強く希望する。
(しかし個人競技では圧倒的な強さを誇る米国勢だが、この「エイト」と呼ばれる9人組のレースではずっと優勝から遠ざかっていたのは・・・?)
夜更かしして翌日のスケジュールを組むドンは、フィッシュ&チップスをつまんでいたので、匂いに妻が起き出してくる。温かいF&Cにヴィネガーをかけるとけっこう匂う。
#ドンはイギリス人らしく(厳密にはスコティッシュだが)Scheduleを「シェジュール」と発音する。
雪の降り積もった河畔、薄氷の張る川面、朝靄に煙る林、どしゃ降りの雨・・・イギリスの四季折々の詩的な風景、石造りの学寮が立並ぶオックスフォードの街並みが楽しめる。
オックスフォード
Henley-on-Thames
ロンドン郊外Putney(テムズ河沿い)
Johan Leysen .... Dan Topolski (監督)
Dominic West .... Donald MacDonald (ボートチーム会長・31歳)
Geraldine Somerville .... Ruth MacDonald (Donの妻)
Dylan Baker .... Michael Suarez (米国からの長期留学生・司祭)
Joshua Lucas .... Dan Warren (米国人・世界選手権優勝者)
Jonathan Cake .... Patrick Conner
Nicholas Rowe .... David Ball
Bill NighyJohan Leysen(ヨハン・レイセン)
ベルギー出身。出演作は『ティコ・ムーン』など。Nicholas Rowe(ニコラス・ロウ)
イートン校出身で父親は議員。これまでの出演作は『ヤング・シャーロック・ホームズ(ホームズ役)』『ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ』『アナザーカントリー(スパンガン役)』など。
原作本(Amazonでは現在品切れ中)
_True Blue : The Oxford Boat Race Mutiny_ by Daniel Topolski, Patrick Robinson
(1996年イギリス120分)
制作・監督・脚本:スタンリー・クーブリック
原作:アントニー・バージェス
撮影:ジョン・オルコット
音楽:ウェルター・カーロス
舞台は近未来のイギリス。気晴らしの暴力やセックスを求めて夜の闇をさまよう不良少年たちのリーダーAlex。ホームレスを襲撃したり、「雨に唄えば」を口ずさみながら老作家に暴行を振るいその妻を犯す。ところが"cat lady"と呼ばれる有閑マダムの家に強盗に入った時、誤って彼女を殺してしまう。Alexは常々リーダーに不満を抱いていた仲間たちに裏切られた挙げ句逮捕され、14年の刑を宣告される。獄中で攻撃性をなくす洗脳実験に志願した彼は早々に釈放されるが、外の世界で彼を待っていたのは、かつての被害者たちからの復讐だったが・・・?
アレックスはベートーベンの音楽をことのほか愛しており、自室にはポスターや小さな胸像を飾っている。のちに洗脳実験をされる「Ludovico Centre」はベートーベンのファーストネームである「Ludvig」の響きに酷似している。実験のBGMに愛する"第九"を使われた時、「Ludvigを使うなんて罪(sin)だ!」と悲痛な面持ちになる。
真っ白い裸の女性像が林立する「コロバ・ミルクバー」や、不思議な広がりを見せるレコード・ショップ、キャット・ウーマンの屋敷にある絵画やオブジェなど、近未来でありながらどこかミッド・センチュリー的な舞台装置がcool。
アレックスたちが話すスラングはロシア語からとられている。たとえば「droog」は「友達」、「korova」は「牛」というように。
マレー語で「人」を意味する"Ourang"を"Orange"にかけたとか、British英語表現の"as queer as a clockwork orange(奇妙な)"という表現から取られているなど、諸説ある。
- Brunel University, Uxbridge, Middlesex
・・・Ludivigo医療センター- Festival Embankment, London
・・・ホームレスを襲撃した場面- Thamesmead South Estate, London(Tavy Bridge Shopping Centre裏の地下道)
・・・ホームレスを襲撃した場面- Aylesbury(ホームレスたちに復讐される場面
- Joyden's Wood, Bexley, Kent
・・・Alexが警官となった昔の悪友たちに暴行される場面- Shenley Lodge, Shenley, Hertfordshire
- Edwarebury Hotel,Elstree, Hertfordshire
- Kings Road, London SW3
- Cheyne Walk, London SW3
- Albert Bridge, London SW11
- Wandsworth Road, London SW8
- Woolwich Barracks (SE18)
第9交響曲(ベートーベン)・・・洗脳シーンなど
Funeral Music for Queen Mary(ヘンリー・パーセル)・・・テーマ
ウィリアム・テル序曲(ロッシーニ)・・・Alexが女の子たちを連れ込んだ場面
The Thieving Magpie (ロッシーニ)
"Singin' In the Rain"・・・ジーン・ケリーのミュージカル『雨に唄えば』より
威風堂々1番(エルガー)・・・刑務所の場面
威風堂々4番(エルガー)
その他、ベートーベンの第9交響曲やパーセルをテクノ音楽にアレンジしたもの
1971年 米アカデミー賞:4部門ノミネート(監督賞、作品賞、脚色賞、編集賞)
1971年 NY批評家協会賞:監督賞・作品賞受賞2002年オンライン映画批評家協会(OFCS)による「映画史上最も偉大な悪役Top 100」:
(The Greatest Screen Villain Of All Time Top 100, by The Online Film Critics Society)
マルコム・マクダウェル演じるアレックス役が第11位にランクイン
Malcolm McDowell .... Alex DeLarge
Philip Stone .... Mr DeLarge (父)
Sheila Raynor .... Mrs DeLarge (母)
Warren Clarke .... Dim(Alexの仲間・でぶ)
James Marcus .... Georgie (Alexの仲間)
Michael Tarn .... Pete (Alexの仲間)
Patrick Magee .... Frank Alexander(老作家)
Adrienne Corri .... Mrs Alexander(フランクの若妻)
David Prowse .... Julian(フランクの同居人のムキムキ男)
Anthony Sharp .... "フレデリック"首相
Carl Duering .... Dr. Brodsky(ルドビコ医療センターの研究者)
Madge Ryan .... Dr. Branum (Dr. Brodskyの助手)
Michael Bates .... Chief Guard Barnes
Michael Gover .... Prison Governor
Godfrey Quigley .... Prison Chaplain
Aubrey Morris .... P.R. Deltoid (更正委員)
Richard Connaught .... Billy Boy (Alex一派と対立)
Paul Farrell .... Alexたちが襲ったホームレス
Clive Francis .... Joe(下宿人)
Miriam Karlin .... "Cat Lady"ことMiss Wethers (Alexが殺害した女)
Steven Berkoff .... Constable
Lindsay Campbell .... Detective
Soundtrack(Amazon.com)
Stanley Kubrick's Clockwork Orange
A Clockwork Orange: Wendy Carlos's Complete Original ScoreBook
Hardcover/Paperback/Audio cassetteAmazon.UK
Screenplay
(1971年 イギリス 137分)
制作・監督:トニー・リチャードソン
ヘンリー・フィールディングの小説を映画化
イングランド西部サマーセット地方の大地主オールズワージー家の養子として育てられたトム・ジョーンズは女好きで破天荒な美青年。 近隣の大地主ウェストン家の娘ソフィーを狩りで暴走した馬から助け、彼女と愛し合うようになる。 彼を妬むオールズワージー氏の甥ブリフィルや家庭教師の策略で養父に勘当されたトムは一路ロンドンへ。 兵士とのトラブルや年増女性からの数々の誘惑・・・やっとロンドンでソフィと再会を果たしたものの、ふとしたことから傷害事件を起こしてしまったトムはタイバーンの処刑場に送られるが・・・? 旅の間に巡り合った人々が次々に現れて明かされる真実、どんでん返し、そして・・・と、エンターテイメントにあふれた楽しい作品。
ソフィの従姉妹の夫は、イングランド人の持つイメージによって戯画化された典型的アイリッシュ。名前がフィッツパトリック(アイルランド人にはFitz-で始まる名字が多い/しかも「パトリック」はアイルランドの守護聖人の名)、赤毛、そして短気。
つけぼくろ、仮面舞踏会・・・上流階級でも当時は肉などを手掴みでむしゃむしゃ食べていた時代。
ロンドンでトムが留置されていたのは悪名高きニューゲイト監獄。 ここから数々の罪人が市内引き回しの上タイバーン刑場に送られた。
アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞。ヴェネチア映画祭男優賞(A・フィニー)
(その他)1999年度英国映画協会によるベスト100作品:51位にランクイン
サマセット州北部のNettlecombe Court (near Williton)
Albert Finney .... Tom Jones
Susannah York .... Sophie Western
Hugh Griffith .... Squire Western (ソフィーの父)
Edith Evans .... Miss Western
George Devine .... Squire Allworthy (トムの養父)
Rachel Kempson .... Bridget Allworthy (トムの養母)
Lynn Redgrave .... Susan, Upton Inn
Rosalind Knight .... Mrs Fitzpatrick (ソフィーの従姉妹)
George A. Cooper .... Fitzpatrick (ソフィーの従姉妹の夫)
(1963年 イギリス 127分)
監督:Gavin Millar、脚本:Dennis Potter
世界中の人に愛されている物語「不思議の国のアリス」・・・その原作者ルイス・キャロルことオックスフォード大学のドジソン教授の生誕100周年にアメリカに招かれた、アリスのモデルとなった老婦人。ルイス・キャロルのことは覚えていないと頑なになっていた彼女だったが、次第に懐かしい思い出の断片がよみがえり、世界中でルイス・キャロルがどんなに愛されているかを知って胸を熱くするのだった・・・
現在・過去・そして「不思議の国のアリス」の物語がめくるめく交錯する。原作の持ち味でもある言葉遊びが活かされているように思う。アリスはぜひ原文を耳から聞くべし!
子供時代のアリスは、あの有名なテニエルの挿し絵でもディズニーのアニメでもなく、ドジソン教授が趣味で撮影していた実際のアリス・ハーグリーブスのイメージに近い。イアン・ホルムの吃音気味のドジソンと、蠱惑的な瞳をした少女アリスの演技が見事。
Ian Holm .... Reverend Charles L. Dodgson (Lewis Carroll)
Coral Browne .... Alice Hargreaves
Peter Gallagher .... Jack Dolan
Jane Asher .... Mrs Liddell
Amelia Shankley .... Little Alice
Rupert Wainwright .... Hargreaves
James Wilby.... Baker
(1985年 イギリス 95分)
監督:Richard Fleischer
原作:Hugh Loftingの小説
舞台は1845年、西イングランドの沼のほとりのパドルピー(Puddley-on-the-Marsh)という名の港町。ドリトル先生は、動物のことばを理解する不思議なお医者さん。ピンクの大カタツムリを探して帆船の旅に出るが・・・人間と動物の入り交じった楽しいミュージカル仕立ての物語。
ドリトル先生と一緒に旅に出る青年マシューはカトリック・アイリッシュで信心深い。オットセイを逃がしにブリストル海峡まで行って投獄されたドリトル先生に差し入れられたのは、ステーキ&キドニー・パイやロースト・ビーフといかにもイギリスなメニュー(でも動物を愛する先生は食べられないのだが)。カタツムリ探しの一行には女性もひとり混じっていたこともあってか、帆船は花柄のカーテンで美しく飾られ薔薇まで這わせてある。うーん、ブリティッシュ!
旅の資金作りにともらった双頭のラマ、漂流先の島の知的な原住民たち、豚のダブダブ・・・と大人も子供も楽しめる。
撮影はコッツウォルズ地方の有名な村カッスル・クームで行われた。
Rex Harrison .... Dr. John Dolittle
Samantha Eggar .... Emma Fairfax
Anthony Newley .... Matthew Mugg
Richard Attenborough .... Albert Blossom
(1967年 アメリカ 145分)
監督:Danny Boyle
原作:Irvine Welsh
脚本:John Hodge
製作:Christopher Figg/Andrew Macdonald
舞台をスコットランドからロンドンに移しながら、ドラッグ中毒の若者たちの悲惨で乾いた明るい青春を描く。
1999年度英国映画協会によるベスト100作品:10位にランクイン
あれほど汚い便座でも躊躇なく腰を下ろせる衛生観念は・・・。いくら麻薬中毒になっているとはいえ、さらに顔や腕まで突っ込んでしまうのは・・・。
レントンの家に押しかけてきた連中は、テレビを売ってフィッシュ&チップスを買ってしまう。
「スコットランドはイングランドを馬鹿にするけど、イングランドの領土じゃないか」
「最低の国だ」
スコットランドに対する複雑な感情が見え隠れする。
007が好きな人物が出てくるのはスコティッシュだからか?
ブラー、パルプ、イギー・ポップなどのそうそうたるメンバーが曲を提供している。
ロンドン
Corrour Station, Rannoch Moor, Scotland
・・・レントンたちが「スコットランドなんて最低だ」と叫んでいた、湿地帯Rannoch Moorの中にある駅。
#ちなみにこの鉄道が敷設された当時、湿地帯に線路を通すことはほぼ不可能だと思われていた。 その難事業をやりおおせたMr Rentonの記念碑がRannoch Moorに建っている。Edinburgh, Scotland(バルモラルホテルの時計が写っていたような?)
Glasgow, Scotland
Cafe D` Jaconelli, Glasgow
『カルラの歌』も撮影されたというカフェです。(情報提供:ともえさん)
Address: 570 Maryhill RD, Glasgow, G20 7EEBoots, John Menziesなどおなじみのチェーン店も
Ewan McGregor .... Mark "Rent-boy" Renton
Robert Carlyle .... Francis (Franco) Begbie
Ewen Bremner .... Daneil "Spud" Murphy
Jonny Lee Miller .... Simon David "Sick Boy" WilliamsonKevin McKidd .... Tommy (レントンたちの友達)
Pauline Lynch .... Lizzy (Tommy の彼女)
Kelly MacDonald .... Diane (レントンがディスコでナンパした少女・実は中学生)
Peter Mullan .... Swanney (通称・修道院長)
James Cosmo .... Rentonの父
Eileen Nicholas .... Rentonの母
Susan Vidler .... Allison
Shirley Henderson .... Gail
Stuart McQuarrie .... Gavin/US Tourist
Irvine Welsh .... Mikey (麻薬売人)
Dale Winton .... Game Show Host
Keith Allen .... Dealer
Kevin Allen .... Andreas
Annie Louise Ross .... Gail's Mother
Billy Riddoch .... Gail's Father
Fiona Bell .... Dianeの母
Vincent Friell .... Dianeの父
Eddie Nestor .... 不動産屋原作者のアーヴィン・ウェルシュが麻薬売人マイキー役で出演
国内盤DVD(2002/02/22) パイオニアLDC
サウンドトラックCD(1) - (1996/05/22) 東芝EMI
サウンドトラックCD (2) (1997/09/18) 東芝EMI
書籍『トレインスポッティング』
アーヴィン ウェルシュ (著)角川文庫 (1998/10/01)書籍『トレインスポッティング』
アーヴィン ウェルシュ (著)青山出版社 (1996/11/01) 青山出版社書籍『トレインスポッティング スクリーンプレイ・シリーズ―名作映画完全セリフ集』
池下 裕次 (編集), その他 単行本 (1999/02/01) フォーイン・クリエイティブ・プロダクツカセットテープ『スクリーンプレイシリーズ トレインスポッティング』
スクリーンプレイ出版 (1999/11/01)
(1996年 イギリス 93分)
監督:リチャード・アッテンボロー
脚本:William Nicholson
1952年「ナルニア国物語」の作者として知られるオックスフォード大教授で童話作家のC.J.ルイスと、ユダヤ系アメリカ人詩人ジョイ・グレシャムの、年齢と文化を超えた愛の姿を描いた実話に基づいたラヴ・ストーリィ。
「そんなに愛していいの? 後が辛くなるのに…」幸せとは?苦痛とは?と深く考えさせられる作品。
Clive Staples Lewis (1898-1963)
北アイルランドベルファスト生まれのプロテスタント。幼い頃に両親を亡くし、1917年オックスフォード大学University Collegeに入るが、第一次大戦勃発で従軍。 大学に戻ってそのまま教職に就き、『指輪物語』で知られるJRRトールキンらとも親交を深める。
ナルニア国物語など数多くの優れた児童文学を残したことで知られる。
Joy Davidman(1915-1960)
アメリカNY生まれ。ユダヤ系移民の中流家庭に生まれ、高い教育を受ける。1942年にWilliam Greshamと結婚し、二人の息子DavidとDouglasをもうける。
1956年4月23日、C.S.ルイスとジョイはオックスフォードで結婚届を提出。その後ジョイの闘病生活の合間にも二人はアイルランドやギリシャへ旅行している。
アメリカ人とイギリス人の対比が面白い。たとえば…
(1)ジョイの息子が七面鳥にはクランベリー・ソースをかけると言ったが、これはどちらかといえばアメリカ風の習慣。クランベリー・ジャムで我慢してもらった。
(2)主人公の属するカレッジは500年前からあるが自分は新館に住んでいると言う。「新館」といっても建てられたのは1733年のことなのだが。(*アメリカ独立宣言は1776年)
ジョイはユダヤ系だがクリスチャンなので、キリスト教式の結婚式を挙げた。映画では「Jewish, Communist, Christian, American」と表現されていた。共産主義者なのでスペイン内乱を題材にした詩を作ったりしたのだろう。
Oxford大学(Magdalen College, the Duke Humphrey library,the Radcliffe Camera, Sheldonian Theatre)
Randolph Hotel, Oxford
Loughborough駅, Great Central Rrailway, Leicestershire (オックスフォード駅として)
Symonds Yat, Herefordshire
Wye Valley(主人公たちが「ゴールデン・バレー」へ旅する場面)
Camden Town Hall, London
telephone exchange, Hastings Street, London (WC1)
Anthony Hopkins .... C.S. "Jack" Lewis
Debra Winger .... Joy Gresham (Joy Davidman )
Roddy Maude-Roxby .... Arnold Dopliss
Edward Hardwicke .... Warnie Lewis ("Jack" のきょうだい)
John Wood .... Christopher Riley
Andrew Seear .... Bob Chafer
Tim McMullan .... Nick Farrell
Michael Denison .... "Harry" Harrington
Peter Firth .... Dr. Craig
Matthew Delamere .... Simon Chadwick
Julian Fellowes .... Desmond Arding
Julian Firth .... Father John Fisher
Robert Flemyng .... Claude Bird
Andrew Hawkins .... Rupert Parrish
Peter Howell .... College President
James Frain
『永遠(とわ)の愛に生きて』
リアノー フライシャー (著)文庫 (1994/05/01) 二見書房 ; ISBN: 4576940910Amzon.com:Video/Soundtrack
(1993年 アメリカ 132分)
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