ここには四季折々の花が楽しめるガーデンがあるとホームページで知ったので、ガーデンを訪れるのも楽しみにしていた。
Cambo House宿泊客はガーデンも無料で見学できると入場券(シール)をもらったので、いそいそとカメラを持って降りて行った。疲れてしまった夫は部屋で休んでいたが、無理にでも起こして連れて行けば良かった。なぜなら、このガーデンが今回のスコットランド旅行で間違いなく最も花が咲きまくっていた素晴らしいガーデンだったからだ。花の少ないこの時期のスコットランドでよくぞここまで!と驚嘆するほどあっちもこっちも花盛り。かのバルモラル城をはじめとしてロイヤルディーサイドやスペイサイド、スクーン宮殿…等どんな他の有名な城よりもずっと花いっぱい!これはひとえに季節ごとに花を絶やさないように工夫して植栽している努力のたまものだろう。ホームページには季節ごとの見所の花や植物について詳細な案内がある。他の城ではほとんど花が咲いていない状態で、咲いているところを探して写真を撮るのに苦労したが、カンボ・ガーデンではそんな気遣いは不要、四方八方に花が咲いているので写真を撮るのが楽しかった。これだけ気合が入ったガーデンなのに、日本語のガイドブックやウェブサイトで紹介されているのはついぞ見なかったのは不思議。
館の庭ではちょうど結婚披露パーティーが行われていた。正装の着飾った人たちを見るのは目の保養。
どこからともなく甘い香りが漂ってきたので、匂いのする方向に歩いて行ったら満開のライラックが。ライラックがこんなの良い香りがするなんて。園内には何本もライラックがあり、ふわふわと漂う甘い香りに酔いしれた。
キングサリの大木やクレマチスのアーチ等、イギリス人の好む花にあふれている。
ちょうど結婚披露パーティーが行われていた
キングサリ(ラバナム)
可愛らしい青い花
遊歩道にも白い清楚な花々
キングサリ(ラバナム)
甘い香りを放つライラック
敷地内に小川も流れている
クレマチスのアーチ
アーチのクレマチス
カンボ・ガーデンの紹介はまだまだ続きます