ブルターニュ地方は4つの県から成っているが、その中でも最西端の県「フィニステール」は「地の果て」という意味。その名の通りブルターニュの中でも最もケルト文化の名残を色濃く残す独特の雰囲気を持つ場所である。今回の旅行では是非とも「田舎のシャンブルドット(=民宿、B&B)に泊まってみたい」と思っていたので、この"地の果て"の宿に泊まることにした。どうせならものすごい田舎が良いので、人里離れていそうなところを探した。予約の際にクレジットカードの番号を聞いたりデポジット(預かり金)が必要なところも少なくないと思うが、こちらはのどかなのかメールのやり取りだけで予約完了。ついでに近くのお勧めのお食事処についても質問しておいた。
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ロクロナンからD107→ D63
両側に畑が広がる農道のような細道を走る、走る。カーナビに集落名を入れても田舎すぎてちゃんと正確な地点に誘導してくれないので、宿の人から送ってもらった詳細地図を頼りに辿り着いた。庭に車を停めたらすぐに奥さんが出迎えて案内してくれた。元々2部屋しかないこじんまりした民宿だが、この日の宿泊客は我々のみ。
部屋はクリームイエローの壁に花柄のファブリックと、フレンチカントリーテイストの可愛いインテリア。部屋の広さはスーツケースをふたつ広げても余裕。暖房有り。
シャワーブースのシャワーは可動式、ハンドソープ・ドライヤーあり、シャンプーは無し(イギリスのB&Bでもシャンプー無しだったりする)。
宿泊代は朝食付きで 1部屋(2人) 55ユーロ(安っ!)。
Lovely ! |
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テーブルの上の箱の中には観光パンフレットがたくさん |
ミネラルウォーター(1.5リットル)も用意されていた。 ブルターニュ語のラベル |
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共用スペース(といってもこの日は我々しか泊まっていないが)にはテレビ、ステレオ、写真集、雑誌、この地方のパンフレット類、詳細な地図等が用意されている。こちらにもお茶セットとミネラルウォーター、ベル・イルのビスケットや塩キャラメル等ブルターニュのお菓子が。
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ベルイルのガレットと塩キャラメル |
宿の近くには海が。
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