Douarnenezの入り口
沖の船に乗り移ろうとする人たち
Douarnenezの入り口 |
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港町Douarnenezドゥアルヌネは大通りから海に向かって下りていく道路が細くて急なので少し大変だった。港からおもちゃのような手漕ぎボートに乗って沖に停泊しているヨット等に乗り移ろうとしている人たちや、喫水線が水面ぎりぎりに低くなるほどお客さんを乗せて沖に向かうモーターボートが行き来しているのを眺めていた。
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今回の旅行の目標の一つに「海辺の海鮮食堂でシーフード三昧」があった。ブルターニュと言えば海の幸で有名だからだ。B&Bのご主人にDouarnenezでお勧めのシーフードレストランを聞いて尋ねたのがレストラン
「Chez Fanch」。 19:00の開店時間に入ったので我々が一番乗り。 メニューはアラカルト等一部は英語も併記されているが、お得なコース類はフランス語表記のみ。 頼んだもの： （コース）Menu du ruban bleu 44EUR x 2 ミュスカデ(白ワイン)を250mlカラフェで。7.00EUR ミネラルウォーター 1リットル 4.60 EUR コーヒーとプチフール 2.80 EUR x 2 左の写真は帰りに撮ったものだがまだ明るい。 Restaurant Chez Fanch 49, rue Anatol France - 29100 Douarnenez http://www.chez-fanch.com/ |
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L'assiette de fruits de mer 海の幸盛合せ 前菜はフォワグラと海の幸のうち、好きな方を選べる。 前菜とは思えないほどてんこ盛りの海の幸。まるで巨大な山だ(写真は一人前)。表面の海老等をどけると、中に更にぎっちりと貝が入っている。 海老、蟹等 食べるのに時間がかかるものが多いので、これだけで完食するのに1時間以上要する。 カニ 2種、手長海老、シャコのような海老、大きな生牡蠣 2個、丸い貝、小ぶりの2枚貝(生)が2種、巻貝を茹でたもの数個、マテ貝のような長い貝、小さくて黒い巻貝がいっぱい・・・ この店のfruits de merと以前イギリスで何度か食べたseafood platterの一番の違いは、こちらは魚類が入っていないこと。鮭のような北の魚はフランスでは獲れないからだろうか。また、牡蠣だけでなく他の貝も生で供される点も異なっている。 ブルターニュは牡蠣の名産地として有名で、この牡蠣もふっくりとしてミルキー、コクがあって絶品だった。 お手拭きも出してもらったが、手がべたべたになるのは避けられない(この皿が終わったところでトイレの場所を聞いて手を洗ってすっきり)。 |
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1/2 Langouste grillee a la creme ロブスターのグリエ クリームソース （皿が大きいため写真ではあまり大きさが伝わらないかもしれないが）大きなロブスターがドーンと半割で。 コクのあるクリームソースで美味しい。 この皿が出てくる前にウェイトレスさん2人が海老の絵がついたエプロンを私たちの首に巻きに来て、フィンガーボウルも出してくれた。 |
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Saute de lotte aux epices garni アンコウのソテー こちらも写真では大きさが分らないかもしれないが、とにかく量が多い。シャトーホテルで出てきたアンコウの7〜8倍くらいだ。うわっと驚くほど。大型アンコウの身の部分をひとり一尾ずつ使っているのではないだろうか。気分はフードファイターだ。スパイス、ハーブ味の軽めのソース。シャトーホテルのような繊細さは無いが、惜しみなくアンコウを使っているし、味付けも満足できる。 |
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デザートはお好みで選択。 クレームカラメル（カスタードプリン）やチョコレートムース等 5〜6種類勧められたが、かなりお腹が苦しくなっていたので夫はヴァニラアイスクリーム(ヴァニラビーンズたっぷり)、私は青リンゴの果肉のみじん切りがごろごろ入った爽やかなリンゴのソルベ。それぞれブルターニュらしいビスケット2枚と、巻きビスケットが付いている。 |
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コーヒーとプチフール 焼き菓子2個、プラリネ入りチョコレート、サクサク生地のチョコがけ ウェイトレスたちは はにかんだ笑顔が可愛らしく感じが良い。家族経営っぽい雰囲気(若い子と年配の女性は体型が同じで似ているので母娘かもしれない)。食事の進捗具合をしっかり見計らって次の料理を準備しているため皿出しはスムーズ。 ミシュランやゴーミヨに載っているような店ではなく、地元で人気のある庶民的な店は探そうとしてもネットではなかなか情報がひっかからない。そんな時は宿の人に聞くのが一番だ。この店も人気店らしく、天候が大荒れにもかかわらず次々とお客さんがやってきた。 コースは5種類で、一番安いものは3コースディナー(前菜+メイン+デザート)で11.90ユーロ。他のコースを選べばもう少し量が少ないかもしれない。料理の分量といい、味といい、内容から言って明らかにコストパフォーマンスが良くお得なお店。 |
ドゥアルヌネの海岸通り沿いにはシーフードレストランが軒を連ねる
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