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4日目:マーケット、シーフード、観劇の一日


『冬のライオン』 @ヘイマーケット劇場

夜の外出


夜のアールズコート駅
夕食後、私ひとりで観劇に出かけた。
アールズコート駅からピカデリーラインに乗車。途中ハロッズに寄って翌朝のスコーン(各90p)を買った。夕方なのでFood Hallはごった返している。

地下鉄の構内は映画のポスターがいくつも貼られていて目を奪われる。

「CORIOLANUS」レイフ・ファインズ&ヴァネッサ・レッドグレイブの映画
昔レイフ・ファインズの舞台の来日時に見に行ったもの
日本公開時に「英雄の証明」等と変な邦題が付けられてしまった

スピルバーグの「WAR HORSE」(邦題:戦火の馬)
帰国後に日本で見たが冒頭のダートムーアの風景が美しかった・・・

ピカデリーサーカス駅下車。夜のピカデリーサーカスは昼間にも増して人が多く、土産物店にもずいぶんたくさんのお客さんが入っているようだった。

   

『冬のライオン』 @ヘイマーケット劇場

さて、本日のメインイベントの一つ「Lion in Winter(冬のライオン)」の舞台を見にTheatre Royal Haymarket に到着。主演はTVシリーズ「ホーンブロワー」のペリュー艦長役でおなじみのロバート・リンゼイと、アブファブ(Absolutely Fabulous)のPatsyことジョアンナ・ラムリー。

「Lion in Winter(冬のライオン)」はクリスマスの時期にフランスのシノン城に集まった英国王ヘンリー2世とその妻アリエノール・ダキテーヌ、彼らの息子たち(リチャード、ジェフリー、ジョン)、リチャードの婚約者にしてヘンリー2世の愛人アレ、フランス王フィリップ2世が展開する家族劇で、以前ピーター・オトゥールとキャサリン・ヘップバーン主演で映画化もされている。
イギリスのロイヤルファミリーとはいえ、キャラクターは極めて人間臭く家族間の微妙な軋轢や愛憎が入り乱れ、生き生きとした掛け合いにぐいぐい引き込まれる。コメディタッチで客席からはしばしば笑いがあふれていた。役者の表情まではっきり分る位置で、ストール席にしておいて良かったと思った。後に獅子心王と称えられたリチャード2世となる息子のリチャードは一番背が高く、16歳のジョン(後に欠地王と呼ばれるジョン王)はニキビ面の少年と揶揄されるだけあって一番背が低い役者が演じていた。

Theatre Royal Haymarket
18 Suffolk Street SW1Y 4HT
http://www.trh.co.uk/

帰り道

劇場から駅までは観劇帰りの人たちがぞろぞろ。だいぶ夜も更けているのに相変わらず人出が多い。


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