ロイヤル・パヴィリオンから海岸方面に南下してシーフードレストラン English'sへ。(当初行こうと思っていた海岸沿いにあった別のシーフードレストランは残念ながら2012年4月に閉店していた) English'sはEast streetから少し引っ込んだところにある。このレストランがある一角はプレタマンジェ(サンドイッチ等)やパブ等の飲食店が集まる賑やかなエリア。季節を問わず少しでも日光を浴びたいイギリス人たちが戸外のテーブルで飲食しながら話に花を咲かせている。 ここは恐らくブライトンで最も有名な老舗シーフードレストランで、過去にこの店を訪れた有名人はトニー・ブレア元首相から俳優のローレンス・オリヴィエ、チャーリー・チャップリン、 イアン・マッケラン、ジェレミー・アイアンズ、ユアン・マクレガー、リチャード・E・グラント、パトリック・スチュワート、チャールトン・ヘストン、女優のヴィヴィアン・リー、ジュディ・デンチ、ジュリー・ウォルターズ、ミニスカートブームを巻き起こしたモデルのツィッギー・・・と枚挙にいとまがない。 老舗有名店だが特に服装に気を遣う必要は無く、安いセットメニューもある。2コース(前菜+メイン)は14.95ポンド、3コース(前菜+メイン+デザート)は19.95ポンド。 English's 29-31 East Street, Brighton, BN1 1HL http://www.englishs.co.uk/ |
テラス席と店内席があったが、店内席にしてもらった。古い建物のためか1階席はいっぱいいっぱい、目一杯テーブルを詰め込んであるので、他の客と向い合せになってまともに知らない人の顔を間近に見ながら食事をしなければならない席が大半を占める。最初我々もそのような席に通されたが、あまりにも居心地が悪いので他のテーブルに移りたいと主張して替えてもらった。ただし19時に他の客の予約が入っている席なのでそれまでに食事を終えて欲しいと言われたが。他のお客さんたちは文句も言わず劣悪なテーブル配置に押し込められている。
我々がオーダーしたのは「Luxury hot seafood platter 」 42.50ポンドX2人分。
とにかくすごいボリュームで、運ばれてきた時あまりの豪華さに他のお客さんたちの目が吸い寄せられていた。
Whole lobster, tiger prawns, steamed mussels, crispy squid, briill, mackerel, seabass, scallops, whole roasted stuffed trout, served hot with garlic butter, English’s tartare sauce
ロブスターのグリルが丸々1尾、大海老、タライ1杯のムール貝、クリスピーに揚がったイカ、ホタテ、鯖、スズキ、鱒、鯛等。
あまりいじっていない、素材そのままのようなホタテやスズキ、揚げたイカ等は美味しく頂いたが、それ以外の調理した系統のもの、例えば腹の中にセロリなどの野菜を詰められたトラウトは今ひとつ。ピリ辛風味の鯖は塩気が足りずぼやけた味に。要するに"調理されてる系"のお味はあまり大したことはなかった。ただ、イギリス人的にはこれで満足なのだろうと思う。そうでなければ綺羅星のごときセレブリティ達がこんなに訪れるだろうか。
ちなみに他のお客さんたちはほとんどが安いセットメニューを注文していた。
19時に予約が入っているのでそれまでに席を空けて欲しいと言っていたフロア係も、我々がセットメニュー以外のものを注文したので 急にものすごーく愛想が良くなった。
その他オーダーした飲み物:
白グラスワイン(ロワールのミュスカデ) 5.95ポンド
ミネラルウォーター 3.75ポンド
サービス料 12.5%
テラス席
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