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2日目

ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)


入口
10:40 一般入場口には行列ができていたが、フィレンツェカードを持っていたので予約入場口から並ばずに入場。ウフィツィはルネサンス美術の宝庫で、収蔵品の質・量ともにイタリア最大の美術館。
ウフィツィには歴代メディチ家の美術コレクションが収蔵されており、初代トスカーナ大公、メディチ家のコジモ1世の時代にジョルジョ・ヴァザーリの設計により作られた行政機関の事務所(Ufficio)が元になっている。コジモ1世は住まいであるアルノ川対岸のピッティ宮殿からヴァザーリの回廊(ポンテ・ヴェッキオの2階部分)を通ってウフィツィに通っていた。
 
天井も美しい
 
トリブーナ、メディチ家秀作コレクション
 
『ウルビーノ公夫妻の肖像(Ritratti di Federico da Montefeltro e di Battista Sforza)』
ピエロ・デラ・フランチェスカPiero della Francesca
 
美術館の窓からの眺め
 
窓からアルノ川とポンテヴェッキオが見える

『聖母子と二天使(Madonna col Bambino e due Angeli )』
フィリッポ・リッピFilippo Lippi
 
窓の外に変な彫刻が
   ボッティチェッリBotticelliの作品を集めた部屋は大人気で、部屋に入るための行列ができていた。

『春』 La Primavera
ボッティチェッリBotticelli
 
『ヴィーナスの誕生』 La nascita di Venere
ボッティチェッリBotticelli

屋上のカフェ(ドゥオーモやヴェッキオ宮の屋根が見える)
 屋上にはカフェがあり、ドゥオーモ等フィレンツェが誇る美しい建築を眺めることができる。

美術館は先に3階の展示室に上がり、カフェで折り返して2階の展示室に進む。ところどころに「Uscita(イタリア語で"出口"の意味)」という字と矢印の看板があるが、それは看板の先がすぐ出口につながってしまうという意味ではなく順路を示すためのもの。
 
『ひわの聖母』Madonna del Cardellino
ラファエッロRaffaello
 
『聖家族』Tondo Doni
ラファエッロRaffaello
 
『受胎告知』Annunciazione
レオナルド・ダヴィンチLeonardo da Vinci
 
『長い首の聖母』Madonna dal collo lungo
パルミジャニーノParmigianino
 
『ウルビーノのヴィーナス』Venere d'Urbino
ティツィアーノTiziano
 
『フローラ』Flora
ティツィアーノTiziano
 
『メデューサの首』
カラヴァッジョCaravaggio
 
『ホロフェルネスの首を取るユディット』
アルテミジア・ジェンティレスキArtemisia Gentileschi

今年は日伊国交樹立150周年記念ということで数々の名作が日本で展示されている。カラヴァッジョの「バッカス」もそのひとつ。東京でやっているカラヴァッジョ展を観ておかないと入れ違いになってしまうので、今回の旅行の前に上野の「カラヴァッジョ展」と「ボッティチェリ展」を観に行った。どちらもウフィッツィやパラティーナ所蔵作品が含まれている。

   

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