Mairie de Saint-Ouen駅から85番のバスに乗る |
土日に開かれる2つの蚤の市、ヴァンヴとクリニャンクールをハシゴする観光客は少なくない。ヴァンヴの方が早く店じまいするのでこちらを先に訪れた方が良いそうだ。 ヴァンヴから95番のバスに乗ると乗換無しでクリニャンクール近くまで行けるそうだが、バスを降りてから10分ほど歩くとのこと。 メトロでPorte de Vanves駅からPorte de Clignancourt駅に行くには乗換必須だが(しかも乗換の際に6分くらい歩くとか)、調べてみるともっと簡単に行けるルートもあった。 メトロPorte de Vanves駅から13番線(St Denis Universite 方面行)に乗ってGaribaldi駅で下車、そこから歩くというものだ。これなら乗換無し。また、Garibaldi駅のひとつ先のMairie de Saint-Ouen駅で下車して85番のバスに乗れば蚤の市のど真ん中のバス停「Marche aux puces」で降りることができる。一番歩く距離が少なそうなのでこのルートを選んだ。 ※メトロ13番線は途中で枝分かれしているので、必ずSt Denis Universite 方面行であることを確認する。 ※85番バスは日曜運休。 |
85番のバスに乗っていると次第にアンティーク店が目に入るようになってきた。バス停「Marche aux puces」で降りるとそこは蚤の市の中心。
http://www.marcheauxpuces-saintouen.com
サイト上部のタブ「Contact」内の「Plan d'acces」から場内の見取り図が掲載されたPDFファイルをダウンロードすることができる。とにかく広く多くの建物があるので、見取り図は必須。
85番のバス停がある通り(Rue des Rosier)を中心に左右に アンティークモールが点在する |
ジャン・アンリ・ファーブル通り(Rue Jean Henri Fabre)は靴や衣料品ばかり |
数あるアンティークモールの一つMarche Dauphineは2階まである大きな建物で、トイレやレストラン、カフェ、花屋もある。ここは絵画や家具、ジュエリー、銀器、アールヌーヴォーやアールデコ、リモージュやセーブルの磁器、ラリックやバカラ等のクリスタル・・・と、高級品が多い。
Marche Dauphine入口 |
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金ピカ! |
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着物や能面、扇等、日本のアンティークを扱う店 |
花屋もある |
ヴェルネゾン地区 |
ヴェルネゾン地区はクリニャンクールで一番古くから蚤の市が開かれているエリアで、ここが一番面白かった。雑貨や手芸用品、キッチン用品、銀器、陶器(カフェオルボウルを大量に扱っている店もあり)、古書、古道具、家具・・・と、ジャンルは多岐に渡る。 日本のある地方特有のこどもの日に使う旗を運んでいた男性がいたので話しかけたら、「日本の商品を扱うアンティークディーラーで東京にも住んでいたんだ」と結構上手な日本語で返事をしてくれたので、その旗について色々教えてあげた。 イギリスのアンティークを扱っている店もあったが、話してみると商品知識が乏しかったり間違った説明をしたり、べらぼうな値付けをしている店も少なくなかった。全般的に高価なものを買う際は買い手側にもある程度の知識や相場感覚が必要。ちょっとしたヴィンテージを旅の思い出として買う分には構わないかもしれないが。 この地区で19世紀の銀器をお安く買えたので満足。 |
陶器やカトラリー |
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ハンギングバスケット |
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買い物を入れてもらったビニール袋 |
このお店の看板犬 |
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