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5日目

オランジュリー美術館Musee de l'Orangerie

オランジュリー美術館は元々ナポレオン三世によりオレンジなどの果樹を保護するための巨大な温室として造られたもの。
この日は無料公開だったが、こちらはほとんど並ばずに入れた。

まずは目玉の「睡蓮の間(Les Nympheas)」へ。モネが描いた8枚の睡蓮は、4作ずつ自然光が入る部屋を取り巻くようにぐるっと展示されている。この部屋にいると睡蓮に囲まれているような感覚になる。季節や時刻によって移ろう睡蓮の表情に注目。

オランジュリー美術館Musee de l'Orangerie
住所:Jardin des Tuileries 75001
メトロ:Concorde駅から徒歩3分
http://www.musee-orangerie.fr/


モネ 睡蓮の間
   
   
   

地下にはルノワールやセザンヌ、モディリアーニらの名作が目白押しだ。スーチン、ユトリロ、ドラン、シスレー、ピカソ、マティスらの作品が並んでいる。これらがエコール・ド・パリの画家たちと交流が深かった画商ポール・ギヨーム氏の収集品が寄贈されたもの。モディリアーニらによるギヨーム氏の肖像画も展示されている。


ルノワール「ピアノを弾く少女」

ローランサンも何枚か
 
モディリアーニ「ポール・ギヨームの肖像」
 
モディリアーニ
 
アンリ・ルソー「婚礼」
 
   

ミュージアムショップでカロリーヌちゃんとの再会

帰りにミュージアムショップでポストカードを何枚か購入。画集のコーナーでふと目に飛び込んできたのは、カロリーヌちゃんの絵本!懐かしくって涙が出そう。こちらも手に取ってレジへ。カロリーヌちゃんシリーズの絵本は子供の時に何冊も買ってもらっていて、腕白な動物たちと一緒の冒険譚にワクワクしてページをめくったものだった。あまりに好きすぎて、飼い犬に「ユピー」という名を付けていたほど。


カロリーヌちゃんの絵本 5.95ユーロ

(クリックで拡大)手前の絵筆を握っている犬が「ユピー」。
   
   
   

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